フィギュアコースのブログ

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大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科 キャラクター・マンガ・フィギュアコースの「フィギュア専攻」は、
短大でフィギュアを専門に学べる唯一のコースです。
そのフィギュア専攻の授業や行事、先生のことなどを紹介していきます。







~フィギュアを専門的に学べる唯一の短大~




大阪芸術大学 短期大学部 キャラクター・マンガ・フィギュアコース フィギュア専攻




大阪芸術大学 短期大学部 デザイン美術学科 フィギュア専攻のブログを始めました。


フィギュア専攻は、2013年4月に設置されました。(設置当時はフィギュアアーツコースでしたが、現在は、キャラクター・マンガ・フィギュアコースに改編)、卒業生は、海洋堂やボークスをはじめ、フィギュア会社造形工房、デザイン会社などに就職しています。そのほかにも、フィギュア作家として活動するなどの進路があります。




フィギュアが広く知られるようになり、集めたり、作ったりすることが、趣味としても認知されるようになりました。しかし、「フィギュアを職業とすること」に関しては、あまり知られてないのが現状です。


フィギュア専攻では、フィギュア制作のノウハウはもちろん、仕事としてのフィギュアという物についても幅広く学んでいただけます。


このブログでは、短大の行事フィギュア専攻の授業紹介はもちろん、フィギュア関連のニュース先生方の近況までを、講師やスタッフ、自らアップしていきます。興味のある方は、ぜひ、ご愛読ください。




【講師紹介】





▼教授 寒河江 弘(さがえ ひろし)


「TVチャンピオン:フィギュア王選手権」「造形天下一武道会優勝」などの経歴を持つ。2019年10月26日大腸がんのため永眠。
※寒河江先生のお書きになられた記事、ならびに当校への多大な貢献を後世に残すために記載をそのまま残しております。


フィギュア作って30年。得意は似顔系フィギュアや怪獣造形。「ご当地怪獣プロジェクトの企画・キャラクター原案」戦隊・ガメラ・ゴジラ・ウルトラマン等々特撮映画の美術や造形スタッフも務める。

http://sagaestudio.dotera.net/

https://twitter.com/sagaehiroshi





▼准教授 藤田 茂敏(ふじた しげとし)




グラフィック社刊「フィギュアの作りかた」新紀元社刊「フィギュア教科書レジンキット塗装入門編」などの著作がある。


フィギュアに限らず、グッズなどの原型も手がける。
メカ・キャラ問わず、キャラクター系フィギュアの原型・塗装を得意とする。

http://ameblo.jp/yan3d/

http://yan3dproject.gozaru.jp/




▼非常勤講師 高橋 睦(たかはし あつし)






ヤマハ発動機「ペパクラキングワールド大会」王者

映像製作なども行うペーパークラフト作家、本学の卒業生

舞台等の大小道具製作も行う造形系コスプレイヤー。

href="http://www.geocities.jp/atikonian/">http://www.geocities.jp/atikonian/

http://ameblo.jp/atikonian/




▼副手 植 涼誠(うえ りょうま)





副手としてフィギュアコースを担当。



本学を卒業後、大阪芸術大学へ編入。フィギュア専攻。



ZBrushで造形し、ワンフェスなどに出展しています





専門学校や各種学校で、フィギュアコースを設置している学校はたくさんあるのですが、そのほとんどが関東(東京)です。関西で学べるところとなると、かなり少なくなってしまいます。しかも...

短期大学でフィギュアを専門的に学べるのは、「大阪芸大 短期大学部 デザイン美術学科」だけ。

フィギュアの原点ともいえる「ガレージキット」の発祥、発展の地、関西でフィギュアを学びませんか?



「大阪芸術大学 短期大学部」は、「中山観音」ちかく。



阪急電車宝塚線「山本」駅下車、徒歩20分、またはJR宝塚線「中山寺駅」下車、徒歩12分。



授業見学、いつでもOK!








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先日、「げいたんランド」の際に、フィギュア専攻卒業生も遊びに来てくれました!

来てくれるだけでも嬉しいのに、その時に、なんと差し入れまで持ってきてくれました。音譜

 

先生方と2年生でどうぞ・・・との事だったので、本日、授業の合間の休憩時間においしくいただきましたニコ

 

美人のKさんとSさん、ありがとう。

ごちそうさまでした!!

こんばんは!藤田です。

 

10月13日(土)、新世代造形大賞の審査に参加してきました。

 

キャラクターから芸術まで幅広く受け入れられている“フィギュア”ですが、その“展示発表”となると絵画や音楽といった分野と比べてまだまだ機会が少ないのも事実です。そういった状況を打破し、特に次世代の造形作家たちを応援するべく立案されたのが「新世代造形大賞」です。

 

第3回となる今回は、ゲスト審査委員に映画監督の「樋口 真嗣」氏、特殊メイクアーティスト「藤原カクセイ」氏を迎え、行われました。

▲審査をする樋口監督(中央)と藤原カクセイさん(右)

 

海洋堂の宮脇 修一社長始め、大阪芸術大学の講師陣に交じって同じ大阪芸大グループの講師として参加させていただきました。

 

厳正なる審査の結果、大賞はこちらになりました!

▲大賞

桑原花菜子さんの作品

 

な、なんと、大阪芸短フィギュアコースの卒業生です!

おめでとう!

 

在学生も受賞していました

▲BOME賞

1回生 長尾多恵さんの作品

 

▲池上賞

2回生 高橋愛実さんの作品

 

 

応募作品は、2018年10月14日(日)から、10月28日(日) まで大阪芸術大学スカイキャンパス (あべのハルカス24階)で展示中です。月曜休館 11:00~19:00 (入場18:30まで)

※展示最終日となる【10月28日(日)】ですが搬出作業の関係上、展示を【18時】に終了いたします。また、一部の作品については早めに梱包を行う予定となっておりますので、何卒ご容赦願います。

こんにちは!藤田です。

 

やっと涼しくなってきましたね。

 

去る、9月9日(日)に、大阪芸術大学短期大学部伊丹キャンパスでは、オープンキャンパスが開催されました。雨が降って足元の悪い中、来てくださったみなさんありがとうございました!

 

オープンキャンパスでは、缶バッジなどの簡単なグッズの制作体験コーナーと、実際の講義や実習を受講できる「体験授業」を行っています。

体験授業は、事前エントリー、または当日受付での申し込み制で、定員もあります。

 

フィギュアコースの体験授業では「記憶をたよりに造形する実習」を行っています。(タイトルは、フィギュア制作実習)

 

映像やイラストを見た後で、記憶を頼りに造形。

出来上がった作品の講評を受けながら、造形のポイントとなる部分を解説するというため~になる授業。

げいたんランドに参加してくれた高校生も参加してくれました!

 

本部棟にある展示室には、デザイン・美術学科の先生方の作品が展示してあります。

もちろん、フィギュアの先生の作品も展示してあります。

 

▼寒河江先生

 

▼高橋先生

 

▼藤田

 

展示室にある、相談コーナーでは、ポートフォリオ持参で、講評を求める積極的な参加者もいました。もちろん大歓迎ですよ!

 

次回の開催は10月21日(日)

ぜひ!お越しください!

こんにちは!藤田です。

 

台風がまた近付いていますね。大阪芸短は、まだ夏休み中ですが、明日は閉鎖だそうです。

 

さて、先日の「姫路・明石博物館観覧ツアー」の後編をお届けします!

姫路を後にして向かったのは、明石市立文化博物館

 

そこで行われているのは「特撮のDNA展」

SF怪獣映画ヒーロー番組に使用された、ミニチュアスーツ、着ぐるみ、小道具などが展示されていました。

 

会場内はこんな感じ。ちょっと暗いのは作品を保護するため。

フラッシュさえ使用しなければ、どれも撮影OKで、皆、観るのと撮るのに大忙し!

 

 

私も何枚かパチリ!

▲メカゴジラ2 スーツ

 

▲超星神グランセイザーの小道具とマスク

 

▲流星人間ゾーン ゾーンファイター マスクとボディ

 

▲ゴジラ

 

アンギラスバラゴンのひな型は、材質が「紙粘土ほか」と記されていましたがファンドのようでした。

まるで、ファンド製のフィギュア原型のようでした。

 

ここでも、アイディアや作品制作のヒントといったモチベーションアップにつながるものをいっぱいゲット出来ました!

もちろん、売店で図録グッズもゲットしましたけどね。

 

その後、明石駅で解散。充実した1日となりました!

こんにちは!藤田です。

 

去る8月18日(土)、寒河江先生の発案で姫路・明石博物館観覧ツアーを行いました!

まずは、姫路駅に集合。

神姫バスで向かうは、兵庫県立歴史博物館

 

そこで開催されているのは「ふしぎジオラマミュージアム」という特別展。

海洋堂フィギュアミュージアム黒壁とのコラボ展です。

入館前に記念撮影! 

フィギュア専攻の学生から希望者を募り、さらに他の専攻の有志も合わせて総勢11名。

 

 

写真に収めるのを忘れましたが、入り口を入ったところにあったポリオラマ・パノプティークという覗きからくりに釘付け。上においてある板を動かすと、昼間が夜になったり、別の風景に切り替わったりする仕掛けです。

「どんな仕組みになっているのだろう」としばらくその場を動けませんでした。

 

真ん中の空間から頭を出すと、周囲360度の方向に恐竜時代のジオラマが広がっていました。

まさに、パノラマ。

 

組上絵。紙のジオラマです。

 

こちらが、組立前。確実にペーパークラフトですね。

隙間なく配置されているのがスゴイ…

 

同じく組上絵。遠近感やパースもついているのが凄いです。

紙の人物を実際にフィギュアにしたら卒業制作としても面白いんじゃないかと思います。

 

少年雑誌の付録。昔は組み立て式の付録が付いていましたね。

 

海洋堂制作による博物館のジオラマ展示再現。

造形物も素晴らしいが、背景もスゴイ。ちなみに、短大の卒業生もこのジオラマの制作に携わっています。

 

リアルなジオラマだけでなく、

冷蔵庫の向こうが海とつながっているというファンタジックなものや、

 

「博物館のジオラマを観る人を再現したジオラマ」というシニカルなものも

 

博物館の窓から見える姫路城。ある意味ジオラマのよう。

 

卒業制作や、今後の作品制作に生かせそうな、たくさんのアイディアをもらって姫路を後にしました。

次の目的地は明石です。

 

明石編は別の記事でアップしますね。お楽しみに!