こちらによると、浅田舞・真央姉妹が、愛知県警・千種署(大きいところじゃん!)の一日署長を務めたとのこと。公式サイトのトップページには、違う写真も。DOIの時にはふたりとも同じくらいの身長になったのかなと思ったが、こうしてみるとまだお姉ちゃんの方が大きいようだ。
こういう記事を見ると、想像している以上にスケーターたちは今、世間に知られているんだなあと思う。
FSUを見ていたら、おかしなものに出会ってしまいました。
フィギュアスケーターのフィギュア。
ちょっと見てみたのですが・・・どうなんだろうか・・・。1体につきUS19.99ドルだし・・・売れるのかなあ?

ヤグディン
プルシェンコ
スルツカヤ

ロシア人でフィギュアだったら、ナフカが一番作り甲斐があるようながします。

DOIのレポートは・・・もうちょっと・・・。
こちらによると、アンジェラ・ニコディノフは、今シーズン大会に出ないとのこと。全米選手権時の事故(1月13日分を参照)の影響で、右手がまだ完治していないという。本当に切ないニュースだ。

ソルトレイクシティ五輪シーズンも好調だったのにコーチが亡くなり、復調してきた昨シーズンは全米選手権の自身の試合直前に母親を亡くし、自身とコーチも負傷している。特に先シーズンはプログラムもよかったし、ニコディノフ自身も希望に満ちていたんじゃないかと想像していたのだけど・・・。

まだドクターストップがかかっている状況のようだ。ケガが完治して、彼女がスケートリンクに戻ることができれば、と切に願います。

DOIのレポートは明日更新します。
こちらによると、村主章枝が、ダイナシティとの契約を解除したようです。シーズンオフ中の出来事だったのが、不幸中の幸い。新しい所属先が早く決まるといいなあ、と思います。
DOIは整氷中ということで・・ドロビアツコ&バナガスの近況について。
どうやら8月にアイスダンスの小さな大会に出るらしい。そしてサンバレーのショーにも。うわ~見たいなあ。
10月の選考会に出場するとのことなので、オリンピックに出場するのはほぼ間違いなさそう。試合での彼らの熱い演技がまた見られるなんて!
さて、つづきです。

●7番手は澤田亜紀。試合では、絶対に転ばないねばり強い着氷に夢中になるのだが、エキシビではまた別の魅力が。北村明子の演技を見てはっとさせられるのとは逆の「はっ」を、何度か感じる。ふとした時にぱしっと手首をくねらせたりする仕草が、普段のスポーティーな印象と相反するようなのに、彼女のスタイルとして同居していて・・・なんだかおかしな文章だが、どきっとさせられ、「もう一度、今の動きを見たい」と思わされる。本当にとっても好きな選手です。

●今年の岸本一美は、黄色のジャケットに緑のシャツ、ピンクのネクタイに黒のシルクハットとパンツ姿で、ピンク&黄色の照明の中で。パンフレットを見て、「MASK」の音楽だったと知り、カラフル衣装に合点がいく。右手でハットを押さえつつ、ちゃんとジャンプを跳ぶ。ジャケットを脱ぎ捨てたあたりからアップテンポになり元気に踊っていて、去年の忍者仕様とも違う秘めたおもしろさを大発揮していた。

●ふたりとも黒ずくめの衣装の都築&宮本組は、銀色のながーい棒を持って登場。その棒を都築のエッジに引っかけたり、ぐるんと鉄棒のように使ったり、シリアスながらエネルギッシュなプログラム。組んだばかりのシーズンには、前のパートナーとの演技をどこかで比較しながら見ていたのだけど、いまや、このふたりがとてもしっくりくる。こういうとき、カップル競技ってとっても不思議だなあと思う。宮本は白のストロー素材っぽいハットをかぶっていた。それにしても、ハット使用男子、多いなあ。

●茶髪ではなくほぼ金髪になって元気に登場したのが、織田信成。昨シーズンのSP「スーパーマリオ」だった。小塚と同様織田の演技にも、スケーティングの滑らかさにため息が出る。彼の長所のひとつは、表情が豊かであるところ。視線や笑顔だけでなく、口元の動きもまた、演技をより楽しいものにしている。ところどころで見せるくいくいっとした腰のひねり方も彼特有で、演技にメリハリをつけているんだなあ、と。もう一度このプログラムを見られてよかった。

●選手登場口のカーテンから、ぱっと顔を出したかと思ったら隠れ、また顔を出したと思ったらまた隠れて・・・と浅田真央が登場。小さな泉のある森(なんて、行ったことないけど)の朝のようなすがすがしさを感じる。出てきた途端に2Aをぽんっと跳ぶ。そして片膝をついて考える人のようなポーズで西側を向いて一時停止すると、ボーカルバージョンの「Over the Rainbow」に音楽が切り替わる。その、顔を上げたときの表情に鳥肌が立った。「うわ~」っていう、彼女の内側から沸き上がってくる清しい喜びのようなものが、確かにそこにあった。東側の席、西側の真ん中あたりの席ではその表情が見られなかったのだが、西側の若い番号の客席に座った人たちは、それを見ていると思う。中学3年生でこの愛らしさ&清しさは本当に貴重だし、今後もずっと見守りたい切ない気持ちでいっぱいになった。

●第1部最後は、東京女子体育大学のシンクロ。やっぱり、照明の中で見ると随分と印象が変わって、神秘的な雰囲気だ。部員のケガや病気などで2日前に急遽14人編成になると決まったそうだが、その緊急事態の中でちゃんとある程度まとめていた。急な人数変更でフォーメーションが変わっても対応できるのは、ある程度シンクロを続けていると、振付の流れで「次はこの人と手をつないでこっちの方向に動いていくんだなあ」ということが体感として分かるのだという。4月の世界選手権が終わって、主力選手も何人か抜けてしまい厳しい状況だけど、最終盤の、ミファソファミソーファミーーーのところでいったん停止してから一列になって東側に向かってぐーっと滑ってくるところで、全員がぱっと顔を上げるシーンがある。その時の選手たちの笑顔にぐっと来た。

~そして、整氷です。
とっても遅くなりましたが、DOIのレポートです。

●オープニング後すぐに浅田舞。薄いパープルの衣装が優雅。長いスパイラルがぐっと伸びていて、彼女らしいテイストのプログラムだった。初日に気になったのは、ものすごいシャッター音。かつてない程のカシャカシャカシャ・・・に驚きました。それでも彼女自身はとてもにこやかに滑っていて、心洗われる数分間だった。

●次は小塚崇彦。3月末の新横浜リンクのフェスティバルでも滑った曲で、とにかくぐいぐいと伸びるスケーティングが気持ちいい。ツイズル(両足ともトライしていた)でくるくると進むところも、滑っているだけのところも、同じくらい見ていて爽快。プログラム最後に、氷上のキャップをエッジでくいっと蹴り上げるのだが、うまく行かなかった回には「もう一度」というジェスチャーで成功させる。そういう素に近いところが見られたのが嬉しい。

●黒い衣装の武田奈也は、いきなりビールマンスピン!彼女は、見るたびに踊れるスケーターになっている。太陽の下で元気いっぱいなイメージの女の子なのだけど、エキシビションでは健康的なセクシーさを見せてくれ、そのギャップにいつもはっとさせられる。そういえば03年年末のMOIでの白い衣装のエキシビションも、当時中学生とは思えないほどとっても大人っぽく、胸をざわつかされたのを思い出した。

●大学生になった柴田嶺。先日の関カレでは見逃してしまったので、久しぶりに演技を見る。金色のエッジで、ビールマンスピンも健在。ただ全体的に疲れ気味のようだったのだが、ツイズルも2回入っていた(と思う)。今シーズンこそケガなくシーズンを過ごせるといいなあ。野辺山で1度見たきりなのだけど、白いひらひらとした衣装でゆるやかな曲を使った、03-04年シーズンのエキシビナンバーを、もう一度見たい。

●次は北村明子。多分いつも同じことを書いているのだけど、彼女のトゥ系ジャンプの、思い切りのよい踏み切りがとっても好き。すごいスピードでぐーっと滑っていったと思ったら、そのまま氷を蹴り上げる・・・その、彼女の醸す雰囲気とトゥジャンプとのギャップが気持ちいい。前日の練習で転倒したことが影響しているのか、ジャンプが辛そうだったけれど、全体的に動きが伸びやか&滑らかになって、腕の振りが大きくなった気がする。

●赤いシャツに黒いサスペンダーをつけた南里康晴。小道具には、黒いシルクハットも。途中、シットスピンの体勢で、そのままぐわんぐわんと進んでいく、大きくトラベリングしているスピンのような振付に、拍手がわく。楽しそうな表情がとても印象的だった。

・・・というところで、タイムアップです。
つづきは、また明日。
週末にDOIレポートのつづきをと思っていたら、アメブロのメンテナンスが入ってしまっていました。なのでつづきは今日の夜あたりからになります。
コメントのお返事も少々お待ちください。

本当は、BSフジを見る前にレポートは終えよう、いやそれが無理でも、レポートを終えるまではBSフジを見ないようにしよう、と思っていたのですが・・・やっぱり見ちゃった・・・。記憶が上書きされていく・・・と思いつつ、我慢しきれなかった、です。
時間の都合がつかず、こっそり会社からアップ。
DOIのレポートは近日中にアップする予定です。

さて、気になったこと、など。

●村主章枝のスポンサー、ダイナシティ社長の逮捕。
 会社でYAHOOのトップページを見ていたところ、トピックスのひとつのタイトルに「マンション界の風雲児逮捕」とあり、「風雲児って久しぶりに聞く言葉だなあ」とクリックしたところ、ダイナシティの社長のことでした。彼女もきっと驚いただろうし、イメージなど心配ではありますが、既に確かな位置にいるスケーターだし、スポンサーを変更するにしてもしないにしても、スケートに対してのモチベーションなどに影響されないんじゃないか、と思っています。

●「Sportiva」に安藤美姫と浅田真央。
 電車の中吊りで発見したのは数日前。なのに書店に行けず、昨日やっと見ました特別にインタビューは行っていない模様。次のページの上村愛子の写真がかわいかったです。

●ブログの文字、について。
 昨日会社のWindowsでこのブログを見てみたのですが、なんと、文字がものすごく大きい。自宅&会社デスクのMacではほどよい大きさだったので気づかなかったのですが・・・。この大きさになったのは、数ヶ月前のアメブロのメンテナンスでMac対応が遅れていたため、タグを使って文字の大きさを自分で設定していたためでした。Winの方々には、お見苦しかったと思います。失礼しました。(ただ、Macでは、見にくいんだよなー。毎回PC上で「文字の拡大」と設定しなくてはならず・・・)
さてやっと、3公演分まとめたDOIのレポートです。

*   *   *   *   *   *   *

土曜日18:30~の回には、スピードスケートの加藤条治らが招待されていた。
その紹介が終わるとオープニング。
選手が1人ずつ登場し、得意技などを披露する。
滑走順とオープニングの登場順が微妙に違っている。

土曜日のオープニングでは、
澤田亜紀と織田信成がそれぞれバランスを崩し、
ふたりとも同じように、「あー」ってびっくり&はにかんだ表情を見せていた。
その瞬間飛び出してしまう、一瞬の素の笑顔がかわいらしい。

土曜日の公演では、この2人だけでなく、
ジャンプで転倒したり、
なんとなくバランスを崩したりする選手が多かった。
最初は「シーズンオフだからかなあ」と思っていたのだが、
あまり多発するので、
「もしかして、リンクの状態がよくないのか?」と見ると、
どこか湿っぽかった。
水たまり、まではいかないけれど。
スーパーアリーナでは、絨毯に水が浸みているように見える部分もあった。

そういえば、土曜日はリンク近くの席でもそれほど寒くなかった。
土曜日のいきなりの猛暑に、施設も追いつけなかったのかもしれない。

ただ、全体的な転倒率(!)は、
トゥ系もエッジ系も同じくらいだった気がする。
氷が硬いときにはエッジ系、軟らかいときにはトゥ系が跳びにくいと
聞いたことがあるが、
今回氷の硬軟は、ジャンプにあまり関係なかったのかなあ。
そういえば、浅田真央も演技冒頭の2Aをちょっと失敗していた。
久しぶりに見る、浅田真央のジャンプの失敗だった!

そして日曜日。
リンクに行くと、前日よりも冷えている感じ。
日曜日は2公演とも、選手たちの転倒などがかなり減っていた。
選手たちが慣れてきたのか、氷の状態がよくなったのかは不明だけど。

*   *   *   *   *   *   *

さて、オープニングの続きを。

中野友加里は、片足をまっすぐ上に上げたまま(Y字っぽく)滑ってきて、
バレエジャンプ、ドーナツスピンと、どれも優雅な演技で
オープニングだけで感激する。
とってもいい笑顔で滑っていたことも、
印象深く感じた大きな理由かな。

安藤美姫のI字スピンの際の足を持ち上げるスピードが速くなったような気がした。
体が柔らかくなったのかなあ、と思ったり。

コストナーは、一歩目からすーっと伸び、
かなりのスピードのままバックスパイラルを開始。
スピードも落ちない。

次は、真っ赤な上半身に黒のスパッツの村主章枝。
最初からキレあるステップで軽やかに登場した。

そして、黒地(ちょっとシースルー)にダークピンクを配した
初めて見る衣装の荒川静香。
イナバウアーなどのあと、ビールマンスピン、
そして足をかえてI字スピン。
3公演通して一度も、彼女のスピンは
軸がぶれたりトラベリングしたりすることがなかった。

そして、黒い衣装のエフゲニー・プルシェンコ。
一瞬、アレクサンドル・アプトが00-02年の2シーズン滑った
アルメニアの民族音楽の衣装かと思った。

そして、前方に残ったプルシェンコの方向に全員が出ていき、
グループナンバー。
みんななんとなく左右を見てそわそわしながら踊っている感じ。
それがまた、普段見られない表情や動き具合なので
とても面白く、じっくりといろいろな方向をきょろきょろと見る。
群舞って、本当におもしろい。