サルデーニャのお祭りカレンダー calendario delle feste Sardegna | figlia-del-soleのブログ

サルデーニャのお祭りカレンダー calendario delle feste Sardegna

サルデーニャにはたくさんのお祭りがあります ここに少しですがご紹介いたします 
といっても行ったことがないので他の町や村にある小さなお祭りまではカバーできません(;'∀')
私がいつも見ているBosaのFacebook では ビール祭りとかカーニバルとかしょっちゅうアップされていて 見ているだけでも楽しいですョ(^_^):


1月16,7日 S.Antonio Abate (聖アントニオ・アバーテ祭り) Dorgali /ドルガーリ:
16日の夜 聖アントニオ・アバーテに献じるローズマリーで作った松明がともされ 17日は見学者に手作りパンや蜂蜜ベースのお菓子が配られる


2月下旬の3日間(年により変動) Carnevale(カルネバーレ/謝肉祭) Oristano/オリスターノ:
1日目は街で選ばれた若者が民族衣装を着て馬に乗り、翌日まで一度も馬から降りない
2日目は騎士を先頭に、ラッパ隊や鼓笛隊とともに参加者全員が1200年代の衣装をまとって行列する
3日目は中世のゲームが行われる
Sartiglia(OristanoのCarnevale)は こちら


Carnevale di Mamoiada (マモイアーダのカーニヴァル) Mamoiada /マモイアーダ(ヌオーロの南17km) 時期:カーニヴァル
サルデーニャ島でも特に古くからの歴史をもつ民族色強いカーニヴァル
伝統舞踊や マムソネス イッソハドレスという島の伝統的仮面行進が行われ “Juvanne Martis Sero”という仮面の登場でカーニヴァルは終ります
最終日にはこの人形が乗った荷馬車が死を嘆く人々の失意の歌とともに街を廻ります


Basqua(パスクア/イースター)の40日前  Riti della Quaresima e della Settimana Santa (四旬節と聖週間の祭り) Sassari /サッサリ:
二つの行列が繰り広げる祭り、 1日目は 一つの行列は十字架に架けられたキリスト像を運び もう一つはマリア像を運ぶ
2日目は 2つの行列が出会ってキリスト像を十字架から下ろすと キリストの復活を祝い 村の鐘が鳴らされる

5月1~4日 S. Efisio a Cagliari (聖エフィズィオ祭り) Cagliari /カリアリ:
1656年に聖エフィズィオがペストを終焉させたことに感謝する祭り
牛車の行行進と各地方の花を巻きちらし 伝統衣装を着た各地の代表や司祭 聖エフィズィオ信者会の行列が続く
最後に 聖人の像を乗せた幌付き馬車が現れ 徒歩の信者に続いて南西部の街ノラ(Nora)へと向かう
世界でもっともカラフルな宗教行事と言われる カリアリの旧市街のローマ通りが花で埋め尽くされるのは5月1日


5月の最期から2番目の日曜日 Cavalcata Sarda (サルデーニャの騎馬行列) Sassari/ サッサリ:
「午前中、島の全土から集まった人々が民族衣装を着て馬や牛と町中を行進 する、午後は騎手によるアクロバットがあり、夜には行列に参加した人々が再びイタリア広場に集まって伝統舞踊を披露する
サルデーニャ全土から民族衣装を着た人々が集まって行列をするため この日だけで島の様々な土地の伝統が見られる


 Cavalvata sarda



6月24日頃(夏至の日) S.Giovanni Battista (聖ジョヴァンニ・バッティスタ祭) サルデーニャ各地:
ヨーロッパ中で行われる祭り 男性は祭りに欠かせない「ファロ(falo)」というかがり火を焚き 女性はお菓子を作る  
大地 水 植物 人間など エネルギーあるものすべてを称える サルデーニャでは島の東部のBari Sardo(バリサルド)が有名


奇数年の6月30日の次の日曜 La Battaglia (決戦祭り) Sanluri /サンル-リ:
1409年 アルボレア王国の支配下にあったサンルーリが フランス軍とともにアラゴン王国と戦って敗れた戦いょ後世に伝える祭り
見どころは決戦の再現シーン ほかに中世の料理がふるまわれ コンサートや展示会も開催される


8月14日  Candelieri (ロウソク祭り) Sassari /サッサリ:
巨大な木製のロウソクをカステッロ広場からサンタ・マリア・ディ・べトレム教会の祭壇下まで運ぶ宗教行列
大衆の代表者 巡礼者 左官 農民など 9つのグループに分かれてロウソクを支え 踊るように行進する
サッサリの地元の人に最も愛されているお祭り 聖母マリアの昇天を祝って盛大に行われている

毎年8月29日の前の日曜  Sagra del Redentore (救世主の祝祭) Nuoro /ヌオーロ:
20世紀初頭にオルトベーネ山の頂上にキリスト像が設置されたのが起源
島内でも大規模な祭りのひとつで 民族衣装を着たグループが町を練り歩く 
行列は翌朝の夜明けとともに山頂を目指して巡礼する
独特の雰囲気の仮面をつける Nuoroは内陸部最大の街だが ひなびていて"大きな村"というイメージ

9月の最初の土、日曜  Corsa degli Scalzi (素足のマラソン) Cabras /カブラス:
1日目は 重いキリスト像を街の教会から村の外の教会まで素足で運ぶ
2日目に裸足で走って街の教会に運び戻す
中世に若者たちがキリスト像を侵入者から守るため 安全な場所を探して担いで走ったことを称える祭り

10月最期の週末 Sagra delle Castagne (栗祭り) Aritzo /アリッツォ:
ブドウの収穫を終えたあと 新しいワインを飲みながら栗を味わう祭り
さまざまな栗の料理やお菓子を楽しむ
サルデーニャの各地から大勢の人が訪れる

11月21日 Festa di Nostra Signora delle Grazie (恵みの聖母マリア祭) Nuoro /ヌオーロ:
1700年のペスト病を治した聖母マリアを称える祭り
12才になるすべての処女の少女が伝統衣装で教会へ行き 村の無事を祈る

12月25日午前0時  Natale (クリスマス) ←音が出ます  Gergei /ジェルジェイ:
土地の洞窟でプレセーペ(キリスト誕生シーンの飾り物)を本物の人間が再現する
羊飼いたちが伝統楽器ザンポーニャ(バグパイプに似た楽器)を演奏する


出典: 「旅 サルデーニャ島とコルシカ島 ふたつの夏休み 」(2009年9月号/新潮社)

     *        *       *

イタリア観光客のサルデーニャのページは こちら  


Sardegnaの観光サイト(イタリア語)は こちら

サルデーニャ料理店 Tharros/タロス(渋谷)は こちら  (とても参考になりました)
 


イタリア語 ブログランキングへ

にほんブログ村