ブルーレコード2013年9、10月号 |     甲斐拓也の “「新」常在戦場 ” ブログ 

ブルーレコード2013年9、10月号

ブルーレコード2013年9、10月号。

 
 
今回も、自分のコラム「昭和魂~あしたのTAKUYA~」を掲載していただいた。

 
 
今回は、今、生きていることの価値について。




 
タイトル 『今、生きているということの価値』

 

またひとつ、試合に出場するオファーをいただいた。
今度は、8月26日、新宿FACEでおこなわれるプロレス興行。あの“組長”こと藤原喜明さんとタッグを組ませていただき出撃が決定。真夏のリングで、熱い戦いをくりひろげてくる。


 
藤原組長64歳、自分46歳。まだまだ現役だ。
人間の持つ本当の力というのは、暦年齢にあらず。
30歳、40歳で、もう年だから。。。というような風潮が蔓延するこの世の中に、風穴を開けることも自分の活動のひとつの目的である。

 

 
 
 
 
自分のその思惑どおり、自分の試合や活動を見て、まだまだ自分もやれるのではないか?と気づき、トライアスロンやバイクレースやフルマラソンに挑戦して好成績をあげている人達の活躍ぶりも最近たくさん耳に入ってくるようになった。
そうだよ、みんなその調子でもっともっと元気出さないと!



 
塞ぎ込んでいた世代の人達が再び盛隆してくることで、また日本に活気が出てくることと自分は信じている。だからそうした朗報を聞くと、自分の提唱する日本力プロジェクトとしては、してやったりだ。


 
しかし、時間や年齢というものは消耗品だ。その現実に目を背けながらも自分もそれには同意している。
ただ、漠然とすべて同じでなく、その人その人の生き方や考え方でその消耗には大きな差があるということは、間違いない。



 
そもそも、身長をはじめとした人間の成長は20歳でストップするという理論自体はたして正しいことなのだろうか?

 
大学時代、自分はラグビーをしていたが、医学部の先輩から、ラグビーのタックルは正面から全力で走ってきた人間同士が100の力でぶつかって倒れる、その時受ける脳への衝撃で2000個の脳細胞が死ぬ、だけどお前らはまだ20歳前だから脳細胞の再生能力がある。だから何回衝撃受けても大丈夫だからと言われた。
でも1回で2000個死ぬなんてマズくないんですか?同級生の誰かが聞いた。
バカヤロウ、人間の脳細胞は10億個あるんだ、10億円持ってたら2000円何回使ってもビクともせんやろ、という先輩の変な数字のマジックで全員妙に納得させられた経験がある。




 
脳細胞論の真偽は別として、昔、“人生50年”といわれてた時代がある。だから、きっとその名残で20歳が人間の成長の頂点と考えられていたのだろう。
 


ただひとつ言えることは、人間の身体は細胞で出来ている。その細胞は、破壊されれば修復されるように我々のDNAにインプットがなされている。
しかも筋肉においては、トレーニングで筋細胞が破壊されると、今までよりも強い筋細胞に生まれ変わる“超回復”という修復がなされる。この超回復は、20歳で終わる現象ではない。つまりは、本人の努力次第で、肉体の成長や進化というものは成し遂げられるものなのだ。
 



健全な肉体には健全な精神が宿る。
身体が元気になると、考え方が前向きになり、発想も豊かになる。そして自信が持てることで、ひいては行動力のアップにつながる。
だから、何歳になっても鍛えた方がいいのだ。
 
  
 

以前、うかがったお話で、非常に心に残っている言葉がある。
某大手企業の会長さんからうかがったお話だが、先代の会長さんがお歳をとり寝たきりになった時におっしゃった言葉が、「何億円払ってもいいから若い頃に戻りたい。」であったと。
だから、俺たちが今生きているということは、これだけで何億、何百億円もの価値があるんだと。


 
非常に感銘を受けさせられるお話ではないか。
自分は、自分が今なお挑戦できる状況にいることの素晴らしさを、このお話を思い出すたびにあらためて感じさせられる。
 

 
先日、母から、最近首太くなったねえと言われる。
なかなか変化がわかりにくい首でさえ、鍛えさえすれ筋肉って成長し続ける。
46歳になって母親から最近首太くなったねなんて言われてるの世界中で自分くらいだろうなあと思い、ひとりニヤける。



 
頑張れば成長する、そしていろいろなことに挑戦できる“今”を精一杯生きる、ひいては今生きているということが何百億円もの価値がある、ということを噛み締めながら生きようではないか。
 
 






また次号をお楽しみに。

 


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