独り言 |     甲斐拓也の “「新」常在戦場 ” ブログ 

独り言

先月の東京愚連隊興行の試合前。
ウォーミングアップをしようとホールへ。



リング上では鈴木みのるさんが若手選手とスパーリングをしていた。
会場の片隅でストレッチを始めた自分の目線はリング上に釘付けに。



鈴木さんは、この日、パンクラス同門対決で、



会場から大きな声援を受けて大活躍されていた。



自分は、鈴木さんの試合前の練習など見る機会はない。
なので、ストレッチそっちのけで、食い入るように始終を見せていただいた。



鈴木さんに試合前の稽古をつけていただき、現在大活躍している選手はたくさんいると聞く。



このスパーリングが、伝説のそれなのか。。。
いつまでも続くその光景に、自分は酔いしれていた。



延々と続いていたスパーリングが終わられたようだったので、自分は鈴木さんにご挨拶にリング下へ。
おおっ、先生!と、座っていた鈴木さんは立ち上がり、自分に握手の手を差し伸べてきてくださった。



かつて、週刊プロレスで毎週書かれていたコラム。
鈴木さんの放つ正論のメッセージは、毎回自分の心を打っていた。



であるからこそ、活字ではない、スパーリングから発散する生のメッセージはなおさらすごく刺激になった。



その刺激で、また鈴木さんのメッセージに耳を傾けたくなり、こちらを購入。
『独り言』。



人間は、刺激によって心が奮い立つ、そしてそれが行動を起こす原動力となる。
鈴木さんにとっては独り言かもしれないが、放たれた独り言は、それを受け取る自分たちにとってはそういった大きなエネルギーとなるのだ。。。