ブルーレコード3,4月号
ブルーレコードが今年から隔月発行に。
その3,4月号に今回もコラムを掲載いただいた。
コラム 昭和魂 ~あしたのTAKUYA~
その3,4月号に今回もコラムを掲載いただいた。
コラム 昭和魂 ~あしたのTAKUYA~
『伊達直人になれた日』
1月、2つの試合に出場した。
東京愚連隊興行というプロレスの興行と、BRAVE FIGHTというBRAVEの金網の中でおこなわれた総合の興行。
東京愚連隊興行というプロレスの興行と、BRAVE FIGHTというBRAVEの金網の中でおこなわれた総合の興行。
今までは自分 でワクチン寄付のためのチャリティー興業をおこし、 自ら出場していた。
しかし今回は違う。興行の主催者のかたからいわゆる“オファー”というものをいただき、出場させていただく身分。
そしてそこにはファイトマネーが存在した。
そしてそこにはファイトマネーが存在した。
昭和40年代、自分がまだ幼少の頃、アニメのタイガーマスクの放送がスタートし、日本中の子供たちが熱狂した。
多くの子供たちが、タイガーマスクの“カッコ良さ”、登場する敵を次々となぎ倒していく“強さ”に憧れた。
しかし、自分の目はそうではない方向を向いていた。
主人公の伊達直人が、自らも育った児童養護施設である「ちびっこハウス」の窮状を知り、そこにファイトマネーを寄付するために戦うという、その“生き方”という部分に子供ながら強い憧れを持ったのだ。
ぼくもおおきくなったらこういうことをしたい!こまってるこどもたちをたすけたい!げんきづけたい!
純真無垢な幼稚園児がいだいた慈愛に満ちた思い。普通であれば、それは実現の機会をみぬまま心の扉の向こう側に眠るかもしれない。しかし、自分の場合、しかるべき時に神様がその扉を開けて機会に導くのだろうか。
その思いは眠らず、大学時代に、大学病院の小児病棟に入院している子どもたちを慰問する活動を経て、現在、世界の子どもたちへのワクチン寄付活動へとつながる。
今回出場した2試合そしてワクチン寄付の普及活動で自分が手にしたお金を手に、先日、『JCV世界の子どもにワクチンを日本委員会』に寄付に訪れた。
その寄 付金は、現在ワクチンが不足している地域であるミャンマーの子どもたちにワクチンとして送られる。
その金額をポリオワクチンに換算すると、2500本。
2500人の子どもたちの命が救われることになる。
多くの人の心にいろんな意味でゆとりがあった昭和。
今は時代が違うからなかなか他のことまで考えながら生きていくのは困難な感じはする。
しかし、ほんのちょっと考え方の角度を変えるだけで自分の力を世の中を役立てることに使えるかもしれない。そしてひいてはそれが世界に良い影響を与えることにつながるかもしれない。
強いファイターは見る者の心を惹きつけ、世界中の人々の心を動かし、大会場を満席に する。しかし、自分のようなファイターだってそういう方向から世界を動かすことにつなげられるのだ。
チャリティー活動というと、なかなか心とカラダにゆとりを持てないかもしれない。
しかしそれは労役ではない。自分のしたいこと、大好きなことをしてでも実現させられるのだから。
物事って、すぐにその場で結果が出なくても諦めず腐らずいったほうがいい。
神様が、突然、扉を開けてくれるかもしれないから。それは明日かもしれない。
「明日は~、き~っと、何かある~♪」
このコラムのサブタイトル“あしたのTAKUYA”に秘めた思い。自分はいつもそう思い、頑張っている。
「ぼくがたたかうことでもらっ たおか ねで、こまってるこどもたちをたすけたい!」
小さな幼稚園児の大きな夢は、40年越しで、この日、実現した。
また次号をお楽しみに。
ブルーレコード米田編集長のフェイスブックはこちら。
http://www.facebook.com/bluerecord.fan

