ブルーレコード12月号 |     甲斐拓也の “「新」常在戦場 ” ブログ 

ブルーレコード12月号

ブルーレコード12月号。



今回も、自分のコラム『昭和魂~あしたのTAKUYA~』を掲載していただいた。



今回は、9月のワクチンファイトを終えての思いを。





第17話「ワクチンファイトという迷宮」


本来、自分が追い求めてきたケルビンザビッグヒットの欠場で、急遽代役となったスウェインキャンコ選手、関根龍一選手と、大声援を受けながらリング上でがむしゃらに殴り合う。







試合3日前のオファーを受けてくれ、単身、海を渡って未知の日本という国に乗り込んでくる度胸には本当に頭が下がった。そんなキャンコに敬意を表しながら自分も全力で立ち向かう。



しかし、ケルビンが“戦闘機”と名付け、日本に名指しで送り込んできただけあり、キャンコの顔面や頭部狙いの打撃は凄かった。全然、代役なんてもんじゃなかった。


最後はマウントでボコボコにされ、レフリーストップ負け。



高山善廣さんが控室に応援に来てくださり、宮田和幸先生がセコンドについてくださり、たくさんの方々が応援にきてくださるという最高の御膳立てをしていただいたにもかかわらず、無念の敗北。


皆さんのおかげで最高の精神状態で入場させていただくことができた、それだけにもう少し粘りたかったのだが。。。



そして、大会的にも、準備不足や人手不足がおおいにたたり、十分に世界の子供たちにワクチンを寄付するまでには至らず。

公私ともに無念の涙をのむ。




このように、プロレスの大会を開催しその収益でワクチンを寄付するという手段で、人間の命を救うという方法は、簡単ではないことをあらためて実感させられた。

今回、扉は簡単には開かなかった。

しかし、自分がやってることは決して間違っていないと思う。それがなかなかうまく証明させられないのがとても悔しい。




扉が開かない、ならば、自分でこじ開けて前へ進むのが自分の生き方。

自分は夢や思いをいだき、それを何もせずにそのままにすることが気持ち的にできない。一歩踏み出さなければ何も変わらない。だからいつもまずアクションを起こすことありきと考える。

閉塞した時代だからこそ、そういう思いや動きが大切なのではないだろうか。。。




ワクチンファイトの全試合終了後、戦を終え、誰もいなくなり静まりかえった新宿FACEの控室で、高山さんから今回の反省点や今後の改善点をご指導いただく。

親身になって遅くまでたくさんアドバイスくださった高山さんのお気持ちに、自分は涙をこらえるのが必死だった。

本当にありがたいことだ。




帰り道、トボトボ下を向かないで、上を向いて帰るぞと、家路へ。

星がたくさん輝く空を見ながら、自分の周りには自分の活動を応援してくださる心強い皆様がたくさんいてくれる、ああ、自分もまだまだできるぞ!という気持ちがさらに高まった。




ワクチンファイトとは何だったのか、自分はまだその答えが出ていない。

言ってみれば、自分で作り上げた迷宮に迷い込んでしまった気持ち。

しかし、必ず、光り輝く出口というものがあるはず。

それを探しに、これからまたワクチンファイトという迷宮を探検していきます。




<9.13ワクチンファイト 第1試合 20分1本勝負>

佐藤光留、甲斐拓也●(8分4秒 レフリーストップ)スウェインキャンコ○、関根龍一




(後日談)

ワクチンを世界の子供たちに寄付する大会に、ケルビンザビッグヒットの代役として単身日本に乗り込んだスウェインキャンコの勇姿が、サイパンの新聞やネットで大きく取り上げられて、称賛されていた。



自分が常々思うところの、水面の波紋効果が起きるとよいが。


それは、直接的な寄付活動だけでなく、そういった活動が広まることで、よし自分も立ち上がろう!と連鎖反応が起きるという考え。

水面に投げた石が波紋を描いていくように、そういう思いが波及することが自分の活動の中で副産物として得られたらいいと、いつも狙っている。




今回、日本でできたワクチン寄付は少なかった。
しかし、今後これが日本やサイパンでどのような波紋を起こしていくか。
それが楽しみだ。



(さらにその後日談)


9月の大会を反省し、次の大会に向けてもう動き出しています。
応援よろしくお願いいたします!













また次号をお楽しみに。

ブルーレコード米田編集長のフェイスブックはこちら。

http://www.facebook.com/bluerecord.fan