ブルーレコード7月号
ブルーレコード7月号。
第13話
タイトル : 『人生何が起きるかわからない』
大変なものを授かってしまった。。。
5月8日は自分の誕生日だったのだが、そのお祝いとして、プロレスラーの高山善廣さんから高山さんが実際に去年まで試合で着用されていた試合用コスチュームをプレゼントいただいたのだ。
想像もつかないビッグサプライズだった。
いただいたプロレス用リングシューズは、サイズが31.5センチだった。
自分も30センチなので、履けた。
足が大きいことで今まで靴を買う時には大変な苦労を散々してきたのに、この日ほど足が大きく生まれて良かったと思ったことはなかった(笑)。
そして、ニーパッドとレガース。
レガースというのはすね当てのことだが、相手を叩き斬るいわゆる刀。
しかも高山さんのネーム入りのものを。
そのような素晴らしい宝刀を自分のような者が継承させていただいて良いのだろうかと大変恐縮しきり。。。
自分が子供だった昭和の時代、ウルトラマンと仮面ライダーが子供たちのヒーローだった。
子供たちの誰もがそれらのヒーローになりきり、毎日、汗と泥と戯れた。
当時、日本中の子供たちが欲しがった仮面ライダー変身ベルト。
それをおばあちゃんに買ってもらった時のような大感動が甦った。
仮面ライダーの変身ベルトを着けると、どんな高いところから飛び降りても大丈夫な気持ちになれた。
それと一緒で、高山さんのコスチュームを身に付けると、世界中で一番強い戦士になったような気分になれるのだ。
高山さんは、プロレスラーとしてご活躍しながら東京の代々木上原に『胃袋掴味(ストマックホールド)』という焼き鳥屋さんをオープンさせ、連日盛業中である。
自分も、宮田先生に初めて連れて行っていただいた。
盛業中である一番の理由は、高山さんのファンが日本中からたくさん集まるからであるのだろうが、お料理が本格派であるからということもすごく大きな理由であると自分は思っている。
自分は一発でリピーターになり、さらにはそのおいしさに毎回、「メニューの端から端まで全部ください」という“昭和”のプロレスラー的な注文スタイルで食べることも楽しませていただいている。
高山さんとの最初の出会いは、自分が大学在学中の福岡でだった。
ちょうど昭和の時代が終わりを告げた数年後。
当時、自分は、社会現象にまでなったUWFの熱狂的なファンだった。
そのUWFがリングス、UWFインター、藤原組に分かれ、高山さん所属のUWFインターが福岡に来た際に自分は会場に観戦に訪れたのだ。
自分はチケット発売と同時に購入し、一列目のチケットをゲット。
最前列で観戦をした。
その日は高山さんのデビュー戦。
週刊プロレスに出ていた「湘南海岸でトレーニングをしていたUWFインターに190以上ある若者が入門を直訴」という記事と写真を拝見していて、年齢にして自分のひとつ年上なんだなあ。。一体どんなスタイルの選手なんだろう?と非常に興味を持って観戦した。
以来、高山さんはドンドン勝ち星をあげ、世界的なファイターに。
そしてプロレス以外でも多方面に大活躍。
ご縁だったのであろうか、このようなもの凄いかたの第一歩というものを自分は最前列で目の当たりにしていたのだ。。。
既報のとおり、高山さんは喘息と闘いながらファイトを繰り広げている。
最近では脳梗塞も患われたようであるが、不屈の精神で復活を遂げている。
病気というのは肉体的なものなのだが、それを治すのは精神的な力。
ご本人の努力なしでは、病魔に勝てない。
自分がもしそうなったら、いったいどれだけその病魔と闘う精神力を発揮できるものか自信がない。
だからこそ、そうして病魔を克服し復活を遂げる姿というものには、逆に元気づけられるのだ。
そういった高山さんの生き様はすごい。
自分は強い者に憧れ、すごい者にはリスペクトの念が高まる。
自分の師匠の宮田和幸先生がおっしゃった。
「甲斐さんは、相手をリスペクトする気持ちが強いからそういった素晴らしい縁に恵まれるのではないか?」
自分は、人と人との出会いというものを健康と同じくらい大切なものだと思っている。
そして、そういったご縁を語る時に必ず思い出す、亡くなった自分の先輩が常々おっしゃっていた『人と人との出会いというものには必ず意味があるから。。』という言葉。
頑張っている人の生き様は、刺激になり、勉強になり、元気になる。
自分にとって大きな成長をもたらすものなのだ。
人生って予測がつかないものだ。
何が起きるかわからない。
だからこそ、何事も絶対最後まで諦めちゃダメだと思うんだ。。。
(後記)
連日、いじめによる自殺の問題が新聞やテレビに取り上げられている。
聞くところによると、年間の自殺者数というのは自分が想像していた以上にはるかに大きい。
非常に悲しいことである。
日本中の若者の皆さん、いや、老若男女を問わず全ての人に言いたい。
人生、これから何が起こるかわからない。
頑張っていれば、今は想像もつかないような素晴らしいことがきっと待っている。
絶対に自殺なんか考えちゃダメだ。
何事も諦めず、夢を捨てず、頑張っていこうじゃないか!
また次号をお楽しみに。
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