金の看板
沼田社長に、現在の看板を撤去して移設する工事をしていただいた。
大きなクレーン車をチャーターしてきてくださり、吊り上げる。
現地まで運び、降ろしているところ。大風にあおられて大変な作業だ。たぶん今年一番の大風だったんじゃないかな?
この辺りは、前夜震度5強の地震があり、ニュースでその報道が流れていて、決して穏やかでない状況下だったが、何事も無いように手際よくさばく沼田社長。
すごい強風が続く中、重たい看板を吊り上げ、複雑に絡み合う送電線の網をかいくぐり、ピンポイントで設置場所に持っていく沼田社長の操作。ちょっとのミスも許されない状況で、なんなく成功。やっぱりプロはすごいな。
この一連の沼田社長のさばきを見ながら、自分は思った、今度もしUFOキャッチャーをやる機会があったら沼田社長にお願いしようと(笑)。
コンクリートにボルトで仮止めし、鉄骨を素早く溶接していく。
手際の良さがすごくカッコイイ!
装着していた磁石付きの器具を素早く支柱にカチッとつけて、スルスルスルとおもりを降ろしてくるところなんか、ミッションインポッシブルでエレベーターに時限爆弾を仕掛けるトム・クルーズばりだ!
今度から、トムさんと呼ばせてもらいたい(笑)。
悪状況の中の沼田社長のこの一連の魂の込もった施工を見て、自分は直訴した。
支柱を金色に塗装してくださいと。
最初は、今と同じ色(ベージュ)でいいですよとお話していたが、見ているうちに自分も熱くなってきたのだ。
自分の決断に、最初、沼田社長はビックリされていたが、了解いただいた。
看板の支柱ってただの鉄骨。
今までは、ただの看板の支柱に過ぎなかったが、大地震の翌日の凄い強風の中でのこの日の沼田社長の気合いの込もった施工を見て、これからはただの支柱に思えなくなった。
そう思い、自分の思いも込めて自分のラッキーカラーである金色にこの支柱を塗装してもらうことにした。
自分が思う日本の良いところは、物には魂が宿っていると考える精神。
この日の自分と沼田社長の思いは、この支柱にこれからも生き続ける!



