ブルーレコード1月号 |     甲斐拓也の “「新」常在戦場 ” ブログ 

ブルーレコード1月号

ブルーレコード1月号。


甲斐拓也の“常在戦場”元気&バトルブログ        ~夢を持て、モチベーションを高めろ、       そして夢を実現させろ~


今月もまた自分のコラム『昭和魂』~あしたのTAKUYA~を掲載していただいた。




甲斐拓也の“常在戦場”元気&バトルブログ        ~夢を持て、モチベーションを高めろ、       そして夢を実現させろ~




◎第7話◎ 『アントニオ猪木氏との遭遇、そして「闘魂祭りINいわき」の実現へ』






某日、都内某所。

高級レストランの4人掛けのテーブル。

自分の目の前にはアントニオ猪木さんが。

ワイングラスで乾杯しておいしいお料理を食べながら、ご自身がアクラムペールワンと闘った時の状況やその時の思いを臨場感たっぷりに熱く語ってくださった。


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昭和51年、パキスタンの英雄ペールワンを5万人が見つめる現地スタジアムで倒した。観客が騒ぎ出したが、両手を挙げて勝ち名乗りを受けたら、それがアラーの神にささげるポーズと同じなので観客が全員ひれ伏したという昭和の伝説は本当だった。


自分は、現在、自宅で練習する時は猪木さんのポスターと訓示の前で練習をして気合いをいただいている。


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子供の頃からの大の憧れのスーパーヒーロー。
そんなアントニオ猪木さんに半径1メートル以内に接近というすごい状態。
生涯忘れないであろう、最高の夜だった。人生、いつ、何が起きるか全くわからないものだ。
人間、ガムシャラにがんばっているといつかは神様からのそういったプレゼントが届くものなのか。




その会食は、12月4日に福島県のいわきでおこなわれた震災の復興イベントである「闘魂祭りINいわき」開催にもとづいたもの。
そもそも、どうしてその闘魂祭りが開催されることになったのか、それは自分がご指導を受けているBRAVEの宮田和幸先生の直訴によるものだった。





宮田先生は、かつて五輪に出場するため、このいわきの地でレスリングのトレーニングにいそしんだ。
今年の3月にそのいわき市が大震災で被害を受け、宮田先生ご自身も復興のために何とかできないかと思い、アントニオ猪木さんに提案させていただいたところそれがスピード実現したのだ。
開催を決意してくださった猪木さんの男気も凄いが、被災地を思う宮田先生の心意気も凄い。



11月に、アントニオ猪木さんをはじめとするIGFの方たちと、宮田先生と自分で、その会場となるいわきにある明星大学を訪れ、記者会見をおこなった。
集まった30社くらいの報道陣を前に、学長さんは、「仮設住宅に避難されている方も多い地域でございます。アントニオ猪木さんから、被災したいわき市や浜通りなどに元気をいただければと思っております。」と感謝のお言葉を述べられていた。



宮田先生の、「いわきを思う気持ち」。
猪木さんの、「元気」。
そして自分が今年3月の震災からずっと提唱している「がんばろう東北」。
その3つの思いを、自分は大会当日、BRAVEのシャツの袖に刻んだ。
会場はすごい大盛況。
会場の関係で3000人を定員としていたが、最終的に5000人くらいの人が集まったようだ。あらためておふたりのお力というものに驚かされた。



屋外では宮田先生をはじめ、ジェロム・レバンナ選手、蝶野選手、ザ・グレート・サスケ選手、長島自演乙雄一郎選手、ウルティモドラゴン選手などが、ちゃんこやもつ鍋などを振る舞い、長い行列ができてにぎわっていた。



いわき市長のご挨拶、「今日のこの日が復興の第一日目だ!」との発言に、自分は大変感動。そのメモリアルな日にその場で尽力させていただけたことを、自分はこれからも誇りに思う。


オープニングでは、宮田先生がレスリング教室をおこなった。
BRAVEのキッズレスラーたちがリングに。
子供たちの高度な技術の披露に、客席からはたくさんの声援が上がっていた。
ご覧になったいわきの皆さんに、元気がたくさん届いたことでしょう。


宮田先生は所英男選手とエキシビジョンマッチを。
自分はセコンドという大役をいただいた。


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いつも、いだいた夢や思いを次々と実現させていく宮田先生。

今回のIGFマット参戦への思いもつい数か月前にうかがったばかりだった。

「本当ですか!?」

「夢を与えたいんだ」

この一言に、自分はしびれた。




入場口のところで出番を待つ間、感動的なその一言そしてそれまでのそういった回想が自分の頭にはずっとめぐっていた。
そして入場曲、ロッキーのテーマ曲が流れた瞬間は感動で全身に電流が走った。
このような復興支援試合の大舞台で、このような役目をさせていただけて宮田先生には感謝しきれない。自分にとってこれはまさに「奇跡」。
自分のような人間が、ただ普通に生きていたら絶対にこのようなにはならはない。
すごい事に、すごい場に、同じ空間を共有させていただいた、これこそまさに自分にとっての「夢」の実現!



試合は、腕ひしぎ逆十字で宮田先生の勝利。

場内、両社に本当に大きな拍手がそそがれる。
自分もその歓声にエプロンサイドから客席を見上げたが、いわきのお子さんから高齢者の方々まで皆さんの喜ぶ顔が見え、本当に自分もここに来させていただいてこのような空間を共有させていただけて良かったと実感した。




皆さん、とても温かい笑顔で拍手を送ってくださっていた。
そして5000人超満員の館内に、次々と選手が登場。
いわき初見参のボブサップ選手やジェロムレバンナ選手にいわきの皆さんは歓喜。
そこには、夢があり、ロマンがあり、元気があった。

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アントニオ猪木さんのご挨拶では、「戦後、力道山の時代に、プロレス通して世の中が元気になっていった。元気があれば、復興もできる。これからも、震災の苦しみから立ち上がろうとする人々にプロレスを通じて元気と勇気を届けることができれば。」と語っておられた。


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自分もそういった時代がこの一日にオーバーラップし、ものすごく「昭和」を感じた一日だった。
大会は大盛況で幕を閉じた。本当にたくさんの笑顔が見られ、自分の心にはものすごい充実感が。いわきの皆さんを元気付けようとして行ったのに、逆にいわきの皆さんの笑顔に自分も癒された。
試合の帰りに、「ああ、今日はいい思い出になったあ。。。」そう言いながら家路につく家族の一言に、自分は涙がこぼれた。



翌日、JRの電車内のモニターにも、この時のことがニュースとして報道されていた。
猪木さん、宮田先生、そして笑顔のいわきの皆さんが映っていた。
いわきを思う自分たちの熱い気持ち、日本中にその思いが伝わってくれたら。。。


寄付としてお金を送ることだけが支援活動じゃないんだ、ということを今回は猪木さんと宮田先生から学んだ。
こういった一人の直訴が大きなうねりとなって世の中を動かし、その実現が感動を呼び人々を元気付ける。素晴らしい事ではないだろうか。


今回、いわきの皆さんに十分に思いが伝わったに違いない。
自分自身も、時として、誰かのために何かをしたいという気持ちが貪欲に高まってくる。
自分は、常に傍観者にならず、飛び込んでいく。


これからもそうした生き方を続けていきたい。。。





また12月号をお楽しみに。

毎月1日発行。



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