ブルーレコード10月号
ブルーレコード10月号。
今回もまた自分のコラム『昭和魂』 ~あしたのTAKUYA~ を掲載していただいた。
今回は、チャリティートークショーや慈善活動に対する講演会で思いを語ったことを書いた。
◎第4話「何が自分をそうさせるのか」◎
今年の春、立て続けに講演を3回おこなった。
ひとつは、震災後に被災地に出動した思いを語るトークショー。一緒に出動した新日本プロレスの三澤トレーナーと中西学選手、そして友情出演のキングファレ選手とともにそれぞれの思いを語った。そこにはたくさんの方が集まってくださり、募金活動にも大変なお心遣いをいただいた。
もうひとつは、自分の母校である九州大学講堂にて。こちらも、被災地に出動したお話を含め、若者へメッセージを送った。
「人のために頑張るということは、結果自分のためにもなる。人のために頑張るということができるためには、まず自分自身を高めろ。モチベーションを高めるには夢を持て。」と。
そしてもうひとつは、「世界の子供にワクチンを日本委員会(JCV)」にて、ワクチン寄付に関する講演を。
ここでは、「どんな形であれ、気持ちさえあれば慈善活動はできるんだ」ということに対して実例を挙げてお話を。
そして、「伝染するのは悪いウィルスだけじゃない、世の中を元気にしようとする思いや困っている人を助けようとする思いも人から人へと伝染するんだ!」という思いを語らせていただいた。
今回は、自分がそうした慈善活動に傾倒していった経緯を語ろう。
自分は歯科医師としてやっていくために何か武器(特技)を持ちたかった。
そこでその武器の対象としてインプラント(人工歯根)治療を選んだ。
インプラントとは、歯を抜いて歯が無くなった部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、歯を作る治療法である。
自分はもともとインプラント否定派だった。
人間の身体に異物を埋め込むのは良いはずがないと思っていた。しかし歯科医療以外の、人工弁や人工関節、人工的な筋肉や靭帯など、人間の身体の中で活躍する人工物に関する勉強をじっくりしたところ、自分が勉強不足だったことを感じ、恥ずかしくなった。そしてインプラントをもっと突き詰めて勉強したくなり、よし!どうせやるなら世界の最高峰にと、渡米してハーバード大学でインプラントを学ぶ決意をした。
自分は性格上、本気で着手する時はいつもその世界の最高峰を追及する。
プロレスなら新日本プロレス。
総合格闘技なら宮田和幸先生のご指導が受けられるBRAVE。
闘うなら無謀とはわかっているがチャンピオンのケルビンザビッグヒット。
という具合いにである。
アメリカはインプラントの本場。
そこにはDr.ウェーバーという世界的権威がおられる。
自分は思った。そこでしっかりと学んで帰ればこれは絶対に大きな武器になるであろうと。
結果、毎日毎日が有意義な時間の中、ハイレベルな手術や知識を学んで帰国することに成功し、今の日常に至っている。
自分は、『小医、病を治す。中医、心を治す。大医、世界を治す。』という思いを座右の銘として掲げ、日々の診療に励んでいる。
しかしそういう思いを自分で掲げておきながら、どうしたら「大医」である世界を治す歯医者になれるのかがずっとわからないままだった。
そんなある日、ソフトバンクの和田投手が、1球投げるごとにワクチンを何本寄付して世界の子供たちを救っているという話を知り、「これだ!」と思った。
得意なインプラントに関して、1回オペをするごとにワクチンを何本寄付するという活動を行って世界の人たちを救えるなら、それは「世界を治せる大医」に少しでも近づけるのではないかと。
自分はそうした活動をすぐに開始して、ワクチンを寄付するようになった。そしてそういう気持ちが高じてもっと他の分野でもそうした活動がしたくなり、自分が大好きな格闘技プロレスの分野で実現させたいという気持ちが高まったものがファイティングエイド。
まだまだ始まったばかりだが、これからもっともっと大きなことをしていきたいと思っている。
自分は、思い立ったら、自分の選んだ道を信じてガンガン突き進む。
一度しかない人生、ためらわず「攻め」たい、「挑戦」したい。
そして、
信じた道を全力で突っ走りながら、次は何が起こるんだろうとワクワクしながら人生のページをめくっていくのって、想像しただけでも楽しいじゃないか!
という思い。
それがいつも自分を動かすのだ。
また来月号をお楽しみに。
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