世界を救うラグビージャージが誕生する
神奈川歯科大学ラグビー部OB会の飲み会の締めには、みんなで円陣を組んで部の歌が歌われる。
誰も指示などしないのに自然にわき上がりみんなで合唱するその歌は、イングランドの『スウィング・ロー・スウィート・チャリオット』をほうふつさせる感動ものだ。
楽しく飲み、裸祭りで騒ぎ、ロマンチックなキャンドルのついたケーキが登場し、円陣を組んで歌を歌う。
月が、満月、半月、三日月といろいろな姿を我々に見せるように、一夜にしていろいろな局面をかいまみるこの会、本当に素晴らしい!
勝つということに対して、勝ちに行くためのプロセスが大切なんだとよく言われているが、勝つためにやってるのだから勝たなくては意味が無い。過程ではなく勝つことそのものが一番重要なんだ、という言葉に一同しびれる。
そして、その富樫先生から驚くべきご提案がなされる。
神奈川歯科大学ラグビー部OBチームは何チームかある。
その中の40歳以上のチームに新しくユニフォームを作ることになった。
そのユニフォーム作製に関して、自分のおこなっているファイティングエイドの活動に一肌脱いでくださると。
自分は、不足している世界の途上国のワクチン寄付のために、個人的にはインプラントのオペを1本するごとに100本のポリオワクチンを寄付、ファイティングエイドとしてはその興行収益の全額をポリオワクチン購入に寄付するという活動をおこなっている。
それでは、今回のそのチームユニフォーム作製に際して、購入者はユニフォーム代の10%相当額をポリオワクチンの寄付にご協力くださるということはどうでしょうと、自分も提案。
1着作るごとに約100本のポリオワクチンを途上国の子供たちに寄付できる計算になる。
仮に15人のユニフォームを作るとなると、1500人の子供たちの命が助かることになるのだからすごいことである。
ラグビーのユニフォーム作製で、そのような慈善活動をしているという話は聞かない。
何事も、先駆けてやるということは素晴らしいことだ。
唐突に出た提案で、お金のかかることでもあったが、メンバーの皆さんは快諾してくださった。
しまった、立場上こういうことは本来自分がまず第一に提案するべきことだったのに。。。と焦りつつも、それが満場一致で実現する空間に男気を感じた。
「世界を救うジャージ」が誕生するのだ。。。
これもまたひとつのファイティングエイド!

