常磐線 |     甲斐拓也の “「新」常在戦場 ” ブログ 

常磐線

津波の影響を受けて、福島県内で横転して田んぼに埋まりこんでいる常磐線の映像を見て、自分のふるさとが破壊されたんだ。。。という気持ちがより強まった。





自分は、茨城県の土浦出身なので、福島からは100キロ以上南だが、物心ついたころから乗っていた常磐線というものには非常に思い入れがある。





自分が高校生くらいの頃までは、始発の上野駅を発車する常磐線の1両目というのは、床に新聞を敷いてワンカップを飲みながら花札で博打をしている出稼ぎ労働者の人たちが占領していて、2両目以降がどれだけ満員でも一般の人はなかなか1両目には乗れなかった。


車両内はいつも酒やつまみの匂いが漂っていたし、スリも多い、置き引きも多い、禁煙車なはずのに禁煙車じゃない、喧嘩なんかしょっちゅう目の当たりに。


そんなどうしようもない常磐線だったが、自分は常磐線が大好きだった。





旅行の帰りには、上野駅まで来て常磐線に乗るといつもホッとした気持ちになれた。

予備校生の頃は、毎日往復2時間半を費やす貴重な勉強の場。

自分の人生で一番苦労した浪人時代の二年間、目を閉じて思い返すと、浮かんでくる思い出は参考書と常磐線。





映像で見た横転していた常磐線は自分が毎日乗っていたデザインではなく、最近のデザインのものであったが、自分の思い出、自分のふるさとが破壊された気持ちになり非常にさびしい。

災害当日、その車両に乗っていた方々もそういう郷土愛を持っていた方々に違いないと思い、悔やまれる。





茨城と福島の人は、おおらかで、やさしく、いつも笑顔の人が多い。





一日も早く、茨城と福島にも笑顔が戻ってくることを願う。






がんばろう東北!

がんばろうニッポン!