毎年12月27日という日で気持ちのリセットをする |     甲斐拓也の “「新」常在戦場 ” ブログ 

毎年12月27日という日で気持ちのリセットをする

12月27日になると必ず思い出すことがある。





それは今から23年前にさかのぼる。





1987年12月27日。新日本プロレス両国大会。





アントニオ猪木がビッグバンベーダーにフォールされた衝撃的な試合だ。

自分は受験勉強中だったので、その試合を家のテレビで見ていた。





3カウントとほぼ同時に、うちの電話もけたたましく鳴り響いた。

同じ猪木信者の辻君からの失望落胆の電話だった。

その後、電話の話だけでは物足りなく、辻君はうちにきてふたりで明け方近くまで論議した。

これからアントニオ猪木はどうなるのか、新日本プロレスはどうなってしまうのか?ということを。





その当時、自分は大学受験で2年間浪人していた。

その年の年末。センター試験を翌月に控えた時期だった。





おそらく人生で精神的に一番追い詰められていた時。

自分の身分が名乗れない何も無い状態。

来年の保障も何も無い状態。





しかし無気力や自暴自棄にはなっていなかった。

いつもどうやって這い上がろうか考えていた。

毎日、常に向上心があった。





そういう苦労した時の気持ちって、喉元過ぎて大人になっていくと消えかかっていってしまうが、いつもこの時期になるとその試合の思い出をもとに自分のその当時の気持ちが呼び覚まされ、またあらたながんばろうという気持ちが生まれてくる。





12月27日という日は、自分のそういった向上心を思い起こさせてくれる、ダラけた毎日をビシッと引き締めてくれる、特別な日なのだ。





23年過ぎた今でも。





おそらくこれからもずっと。