日本の頂点は遠かった
8月21日、日本の頂点を目指し精鋭4人組が富士山のふもとに集結。
自分は初の富士登山だったので、興味津々、気合満点。
5合目から出撃を開始した。
アップダウンが続く道をひたすら。
そして6合目に到達。
思いのほか6合目が遠く、ビックリ。
これをあと4セットいけばいいのかなのか、それとも、あと4セットもあるのかなのか、ちょっと複雑な心境。
階段状の岩を延々と登る。
もうすでに言葉も出なくなるくらい心拍数も上がる。
5-6間よりさらに遠く感じる6-7間。
さすがに半そで短パンでは寒くなり防寒が必要に。
あれあれ、でもなんか徐々に体調が変?に。
実はかなりスタミナを奪われているが、元気なフリ。
それでも本隊に何とかついていっていたのだが、このあたりからふくらはぎが変に悲鳴をあげ始めた。ふくらはぎの筋肉の収縮が異常に鈍い。
6-7間よりさらにさらに遠く感じた7-8間。
空気も薄く、腰掛けて目を閉じて虫の息になりかけているところを松永さんに起こしてもらい、なんとか8合目ポーズを。
この後、自分だけ徐々に脱落。
ふくらはぎ伸び縮みしにくくなり、大きく一歩が踏み出せず、前へなかなか進めない。30歩進んだら立ち止まりストレッチして、というそんなペースに。
本隊とだいぶ離れてしまったが、スローペースながら単身あとを追いかけた。
こんなんで9合目まではたして行けるのか?
かすかな光が見え、ヤッター!あれが9合目か!と思い、力を振り絞りそこまでたどり着くと、そこは「新8合目」。
そのさらに上の方に光が見え、ああ、あれだ!と思い、残された力でなんとかたどり着くと、そこは「本8合目」。
なんじゃそりゃ(笑)!?
これじゃあドラクエの敵の王様を倒してもまた後ろから実は真の王様だといくつも出てくるのと一緒じゃないか(笑)。
この時点ですでに午前3時を回る。
果たして日の出までに頂上に行けるのか?
体調もかなり悪化してきた。
出発してから6時間が経過。
本隊はもう今頃頂上だろうか?
冒険映画でいうとメンバーの中で最初の頃に消えて行くキャラに成り下がり、ガッカリ。
疲れなのか、眠いのか、寒いのか、脱水症状なのか、酸素が無いのか、それすらも脳が判断できず。
地面に座り込む自分の横を、おばさんや若い女性もヒョコヒョコ通り過ぎて行く。
何で自分は動けないのだろう。。。。?
同じ週にセブ島と富士山に行くのはナメていたか?
休憩所ではないただの登山道の真ん中で大の字に寝ていたら、通り過ぎる人全員から、「大丈夫ですか?」と声をかけ、起こされる。
あれはさすがに9合目(3200メートル?)だ!というような光になんとか到着した。
と思いきや、なんと、そこもただの売店。
一度上げて、落とされたような感じで、精神的ダメージが大きい。
空がだいぶ白んできた。
見ると、自分ははるか雲の上にいる。
そしてそのあたりから酸素が急激に薄くなってきた。
ほとんど倒れこむように寝ていると、そこで寝ないでというような言葉をかけてきた人が何人かいたが、何を言われているか判断できず。
するとそこに、自分の口に酸素ボトルをあててくれた人がいた。
その酸素で、ガソリンが無くなっていたロボコンにガソリンが注入されたよう!一時的にプチ復活!
酸素を吸うという作戦にやっと気づき、自分で歩いて酸素ボトルを買いに行き、吸っていたところで“日の出”のお知らせが。
さすがに限界を感じ、なんとか日の出の写真は撮り、酸素不足になる前に退却へ。
頂上でファイティングエイドフラッグを広げての写真撮影、頂上での裸祭りとプッシュアップをやろうという三澤先生の案もかなえられず、悔しく唇をかみながらの単身下山。
日本の頂点は自分には遠かった。。。。
ファイティングエイドにつづき、ほろ苦いデビュー戦あえなく敗退。。。。
後日、今回参加できなかったAKIRAさんに、「悔しい思いこそ、貴重な体験」と励ましていただいた。
残念!














