ケルビンの牙城崩せず
5月8日の朝、いつものように家を出て歯科医院へ。
午前中、いつものように診療を行い、
昼から、いざ、新宿FACEへ。
午後3時、新宿FACEに入る。
すぐにダンサーの人たちとリハーサル。使用するヒップホップの曲を数回4人で合わせる。
3時半、立て続けに新聞記者の方たちからの取材を受ける。アップ開始の時間ギリギリまで。
4時半、ウォーミングアップ開始。
セコンドを務めていただく水谷さんに打ち込みの相手をしていただく。
6時、汗びっしょりになったところで着替え、拳にバンデージをまいていただく。
6時半、試合用コスチュームとその上にダンス用の衣装をまとい入場ゲートへ。
6時45分、いよいよリングへ。
まず先に青コーナー、ケルビン“ザビッグヒット”が入場。
最初にヒップホップの音楽にあわせキッズダンサーが踊る。
そして音楽が切り替わり、恐怖のワンヒットトゥーヒット。。。の入場曲 「tbh way」 (=The Big Hit Way という名のオリジナル入場曲らしい→http://www.youtube.com/watch?v=8XdwV1SUl90
)が場内に不気味に響き渡る。
音楽にのり、ケルビンがミクロネシアの民族衣装をまとい登場。
筋肉隆々とした黒い巨人が異彩を放ちながらリングイン。
サイパンに果たし状を渡しに行って以来、久しぶりに見たが、やはり凄い巨体だ。
次に赤コーナー、自分の入場。
最初に、ダンサーLEEさん、エルさん、タケシさんが登場。
3人のダンスミュージックに合わせて華麗なクランプのダンスを披露。
そして音楽が切り替わり、自分がダンス用のコスチューム(黒キャップ、黒レザーベスト、デニム)で登場。
自分も加わり4人でクランプを踊る。
音楽の終了と同時にダンス用コスチュームを脱ぎ、試合用コスチュームに早変わり。
ロッキーのテーマで入場、リングイン。
試合の前に、アメリカ国歌と君が代の斉唱。
そして運命のゴング!
1R開始のゴングと同時に自分の飛び膝蹴りの奇襲攻撃!
不意打ちを食らったケルビンは自分にキックパンチの連打。
打ち合いになるが、やはりケルビンの打撃はもの凄い、一発一発が身体の奥深くにまで激しく響き渡る。
ケルビンの鋭いハイキックが自分の側頭部を襲う。
リングスに参戦していたハンスナイマンのような変則気味なハイキックのため、視界にキックが入ってきたときはすでに側頭部を激しくブチ抜かれていた。
意識が朦朧とし、これを何発もくらってはマズイと思い、ガードの意識を高めながらタックル狙いへ。
アキレス腱固めに持ち込みたく、片足タックル2,3発、しかし赤子の手をひねるがごとくはじかれる。
両足タックルで、なんとかバランスを崩しもつれあいながらグラウンドへ。
しかしグラウンドでも上に乗ってくるケルビンはもはや獲物を仕留める獣状態。
106キロの体重が上に乗られただけでスタミナを奪われる。
何とか首を抜いた自分がケサ固めの体勢に。
頭部を締め上げながら弱ってきたところにV1アームロックに持って行こうと思ったが、ケルビンは弱る気配が全くない。セオリーが当てはまらない。
グリップさえ外れればと再度試みるが、そこでタイムアップ。最後追い込んだが無念。2Rへ。
2R、自分の後ろ回し蹴りの奇襲攻撃。
すぐさま何回かタックル狙いに行くが、完全に見切られている。
4発目のタックルでもつれ合うように倒れ、グランドでの攻防に。
頭を抜いた自分がなんとかマウントのポジションに。
連打をしながらケルビンが出した手をとり極めに行こうと思ったがそれが落とし穴。
ケルビンに頭から引きこまれ、一瞬にして裸絞めの体勢に、ここで絶対に諦めたくなかった自分は、身体をずらしたが、そこで肩固めに移行され、無念のギブアップ。力尽きた。
自分が絶対に勝ってハッピーエンドにしたかったけど、そこまでは世の中甘くはなかった。
でもやっぱりケルビンはかなり強かった。打撃の衝撃は交通事故にあったようなくらい。
パワーだけでなく、技術もスピードもスタミナもすごかった。
かなり強烈な打撃を何発も全身に食らったが、幸い、体は頑丈に仕上げていたのでなんとか大丈夫。
また、明日から、練習を一からやり直しになったけど、がんばるしかない。
皆様のお力添えであそこまでの大イベントを成功させることができ、皆様に本当に感謝いたしております。
ありがとうございました。
もうFIGHTING AID2への序曲はすでにはじまっております。がんばります!
ありがとうございました(涙)。

