「北の国から」 第二十一話・第二十二話を
観ました。
久々につららさんの登場です。
つららさんはあの後、札幌に出て、
水商売を始めていて、そのつららさんに、
草太のボクシングの試合を見に来ていた
純と雪子さんが会います。
つららさん、店では“雪子”って名前で働いてるんだって。
すっごく、なんというか、つららさんには悪いけど、
そういうのって、気味が悪い。 草太のこと、雪子さんのことを忘れられないのは分かるけど、
だからって、ねぇ。
そして、五郎さんとこごみさん。 こごみさんは、五郎以外にも、中畑さんや、他の
麓郷の人とも昔デキてたらしく、丸太小屋製作途中に、こごみさんが手伝いに来た途端、
その場の雰囲気が凍りつきます。
こごみさん、悪い人ではないんだけどね。 まぁ、昔付き合った人たちがたくさんいるところに、
のこのこ来る神経は、どうかと思うけど、でも明るいし、サバサバしてるし、いい人だよ。
でもやっぱり、ひとりの父親として、子供二人引き取ったこともあるんだから、
子供の前ではケジメつけて欲しいっていう純の願いは、妥当だと思った。
誰だって、自分の親が女にデレデレしてるところなんて見たくないよ。
こごみさんが飲み屋に勤めていることを知って、父さんの誕生日によぶことを猛反対する純。
それを聞いた雪子さんからも、五郎さんからもきつく叱られます。
つららさんが風俗店で働いていることもあるから、二人の言いたいことも分かるんだけど、
何も知らない純にしたら、せっかくヒミツで誕生日会を計画して、すごく楽しみに準備してたのに・・・
って泣いちゃう気持ちも痛いほど分かります。
誰かのために頑張ったのに、途中思わぬところで怒られたりして、台無しになっちゃうって経験は、
私にもあるからな。
北の国からは、奥が深い。 見ごたえがあるよ。
それに、ドラマを観ているはずなのに、ソレを忘れるくらい、
登場人物ひとりひとりが、自然にそこに存在してるからビックリ。
今でも、北海道の麓郷に行けば、黒板家があるし、中畑木材があって、
そこに住む人々もちゃんと存在してるような気がしてくる。
本当に、凄いドラマだよなぁ。