雑草俺の母親は西日本の片田舎に住んでいる。田舎暮らしで大変な毎日の日課のひとつに日々の草むしりがある。なんせ雑草は取った端から生えてくる。こんな日々の作業を母は人間のこころに重ねた。「こころにも雑草が生えるのよ、ほったらかしとくと荒むゆうわけ。小さいころに生えた雑草は根こそぎ抜かなアカン。大人は単純に日々のいやな出来事やらをどうにかして取らなきゃ、そのことが残って荒む。取る方法論は人それぞれよね。まぁ、端から端からむしってかないけんところは実際の草むしりと一緒。」