「ローマ法王に米を食べさせた男」高野誠鮮
念願の高野誠鮮さんに、本日お会いすることができました。銀座で講演会が開かれると聞き、駆けつけました。この方は、石川県の限界集落「羽咋市神子原」を予算たった60万円で立て直したスーパー公務員さんです。メディア戦略・ブランド戦略・交流戦略の3本柱で見事に話題の村へと生まれ変わらせたのです。先日の石川旅行も、高野さんの著書『ローマ法王に米を食べさせた男』を読み、あまりに感銘を受けたのがキッカケです。ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?posted with amazlet at 13.03.29高野 誠鮮 講談社 売り上げランキング: 2,234Amazon.co.jpで詳細を見るこの本にはものすごく大事なことが詰まっています。「できないと最初からやらずにあきらめることこそ最大の悪策だ」と書かれていらっしゃることを体現した、高野さんのフットワークの軽さ、戦略の立て方、とにかく諦めずに続ける信念・・・に数多くのことに気が付かされます。今回、ライブで高野さんのお話を伺えて、本には書かれていないプラスアルファのお話や、直近のお考えをうかがえ、熱いものがこみあげました。マーケ戦略のお話もさることながら、高野さんの使命感に溢れた現在のご活動も本当に、素晴らしいもので、講演の途中に何度も涙が出そうになってしまうほどでした。日本は世界一の農薬を使った農業をしています。欧州のある国では、日本の渡航者に渡すパンフレットに「日本は農薬使用量が極めて多いので、旅行した際にできるだけ野菜を食べないようにしてください。あなたの健康を害する恐れがあります」と書かれているそうです。中国やアメリカよりも多くの農薬を使用して、見た目だけキレイな野菜を作っています。有機と言われて売られているものも中には有害なものもあります。遺伝子組み換え食品も恐ろしい実験結果が現実に出ています。本当に自然で安全な食べ物は全て腐らず枯れるそうです。溶けたり異臭を放つのは自然でないからなのです。そんな自然のままに育てる完全無農薬の「自然栽培」を日本中に、そして日本から世界に広げていこうと活動されるお姿に、私もその一端を担う一人となりたいと強く思いました。いらっしゃるゲストの心と体、地球環境をとことん思いやり、食材には徹底的にこだわった、そんな食育をテーマとしたレストランを越川徹也と共に近い未来作りたいと心に決めました。日本は、本当に全員が真剣にこれからの農業を考えていかなくてはならない時代が到来したのだと痛感します。