お昼にたまたまついていたテレビ「噂の東京マガジン」で、TRY娘のコーナーが特別編でやっていた。

いつもこのコーナーといえば、突然のお題の料理を即興で10代~20代の女の子が作る、バカにしつつも、自分だったらホントにできるかな?と思わず考えさせられてしまう企画。


今回は、17歳と18歳の高校中退のフリーターの女の子が二人、山奥のお寺で修行をするというTRY企画が放送されていた。すぐにテレビの前を離れるつもりだったのに、思わず見入ってしまった。


冴えない派手なメイクと服装で「やりたいことが見つからない」とセンター街で嘆いていた二人。

何も知らされず、ただ「今の自分を変えたい」という思いだけで、寺まで行き先も告げられず連れてこられた。

一人は修行開始2時間くらいで弱音を吐いて泣き出してしまう。

極寒の中、裸足と薄着で御百度参りをし、滝に打たれる滝行も行い心身を鍛える。

全3日間。精進料理と規律正しい生活。写経や瞑想も行う。

あまりにも日常と違う生活に、いつ二人が音を上げてもおかしくない状況。


でも2人は最後までやりきった。

泣きながら滝に打たれていた彼女たちが、最後には何かを悟ったかのような静かな心で、

滝に打たれ、表情さえも穏やかに優しく魅力的ですらあり、思わず目を奪われ感動してしまった。


私は、かれこれ8年、日本の教育を変えたい、どうにかしたいと思い続けている。

そんな私に自分の原点に返ることで今置かれている幸せに気付く「修行」教育も

何かの解決策になるのではないかと、ヒントを得た。


しっかりしているように見える今年、成人になる我が妹も口癖のように言う。

「やりたいことがよく分からないんだけど」と。

前職の大学コンシェルジュの時もそう。

何人の学生に「やりたいことの見つけ方」を問われただろう。


そのたびに、私はもどかしい気持ちでいっぱいになる。

彼らにどうしたら、そのヒントを得るきっかけを作れるだろうか、

どんな経験、出会い、知識、が彼らに道しるべとなるのだろうかと悩んだ。


まだまだ答えは見えないけれど、

今の会社で与えられたポジションを全力でやりきった先に、

何か答えらしいものが自分の中に芽生えるのではないか、そんな気がしている。