今回は自分で一から縫ったものではありません。
UNIQLOmen'sユーティリティショートブルゾン(昨年の型)を買いました。
始めは買うつもりもなく、何の気なしに羽織ってみたら
ショート丈でバランスもよく、袖がラグランで肩幅の違和感がなく
フラップじゃないポケットの仕様、
コットンの少し褪せたような黒の色味も含め、予想外によかったのです。
ブラウンの色味に惹かれて現行品も試着したのですが
袖がドロップショルダーになっていて、肩幅の合わなさが増長されるので
残念ながら却下。
かなり悩んで散々試着しましたが、そこで即購入はしませんでした。
そこはかとなく漂う“作業着感”が気になっていたからです。
しかし、見送ってからしばらく経ってダメ押しの再値下げ。
それならもうなんとかなれでお買い上げ。
(上の画像は既に袖丈修正済みです。)
お安く買えたので、思うように改造してみようと決意しました。
まず、袖口を折り返したくなかったので袖丈を詰めました。
防寒なのか袖口の裏地が絞れるようになっていましたが潔くカット。
次に気になっていた大きい襟。
作業着風に感じてしまうのは、服に着られているからではないかと思い
大き目だった襟をバランスを崩さない程度に小さくしました。
襟を外すのが面倒だったので、詰めるところだけ解いて縫うという
強硬手段に出ましたが、コーデュロイは縫い目の粗を誤魔化してくれました。
袖丈を詰めて、襟を小さくした後の写真です。
画像で見たら微妙な違いですが、着ると大違いです。
まるで借りものだったメンズアウターが
やっと自分のものになったような感じがしました。
そして、襟を立てられることもお気に入りポイントだったのですが
私には少し高かった襟が、小さくしたことによって丁度いい高さになりました。
これは予想してなかった収穫でした。
市販の服に手を加えて自分に馴染ませる、時間はかかりますが
上手くいった時の達成感、嫌いじゃないです。
服を買う時に自分で直せるかどうかも無意識に考えてしまいます。
でもお高い服には出来ないかな。




