この日は、ある年代以上の方々からしたら感慨深い日になるかも知れません。
正直、若い世代の方々なら“何の変哲も無い普通の日”としか感じないかも。
7月17日。
今を遡る事、丁度25年前の今日。
一人の“スター”の生涯が終わったんです。
ここまで書けば、誰か分かったかも知れません。
“タフガイ”と呼ばれた石原裕次郎さんが亡くなった日。
今日で“四半世紀”という月日が流れた事にも驚かされてしまいます。
四半世紀前の今日、確か金曜日だった記憶があります。
当方のお袋は裕次郎の熱狂的なファンでもあったんで、その日の夕食は結構侘しいおかずだったのを覚えてます(`∇´ゞ
お袋が夕食の支度もままならない位ショックを受けていた事からしても、その世代の男女に強烈な印象を残していた事が分かります。
石原裕次郎という“スター”は間違い無く昭和を語る上で離せない名前でしょう。
非常に華やかな印象がありますが、
石原裕次郎さんの場合、病気との闘いの方がクローズアップされてしまいます。
石原裕次郎さんの代表作といえば“太陽にほえろ!”や“西部警察”が思い浮かびます。
“西部警察”の方は晩年という事もあり、さほど見た目の変化は感じられませんが
“太陽にほえろ!”は、かなり長いスパンで放送されていましたんで、年を重ねる毎に老け込んでいくのが良く分かります。
“太陽にほえろ!”が終わったのが、亡くなる少し前だった事も余計印象を強くしてしまいます。
そして、石原裕次郎さんの遺作となった“わが人生に悔いなし”
この曲は聞く程に切なさを感じてしまいます。
まるで、自分がもうすぐ天に召されるのを分かっていたかの如く…。
亡くなって四半世紀経ちましたが、今でも石原裕次郎という名前は深く印象を残しています。
小樽にある石原裕次郎記念館は今でも沢山の方々が訪れますし、奥様のまき子さんも相変わらず健在です。
“石原軍団”の面々も年輪を重ねましたが、皆健在です。
今年は殆どスルーされていましたが、これで良いのかも知れません。
“7.17”
この日もまた、忘れ難き日だと思いたいです。