事は旧聞に属しますが、6月3日(月)早朝の緊急地震速報にはスマホのばかでかい警報音で叩き起こされました。緊急連絡、または目覚まし時計代わりに携帯電話を枕元に置いて眠る方も多いと思われますが、耳をつんざくようなハイA音に全身がびくりとしました。人間の赤ちゃんの生まれたての泣き声はやはり高音域のA音と言われますが、たぶん警報もいちばん耳につく音程とのことでA音が選ばれているのだと思います。幸い筆者の住む地域では余震はもとより何の揺れもありませんでしたが、関東大震災(大正12年/1923年9月1日午前11時58分)から101年、そういや筆者の子どもの頃には学生時代や20代で関東大震災を経験したという近所のお年寄りからいろいろ話を聞かされたのを思い出しました。関東大震災の場合は直下型地震でしたので警報も何もあったものではありませんが、101年の間に警報発令の速やかさも長足の進歩をとげたものです。今年は記録的な地震で始まった年だけに、速報や警報のたびにびくびくものです。しかしこの緊急地震速報マーク、6階建てのビルまで湾曲し屋上階まで倒壊状態と、あまりに脅しが効きすぎているではありませんか。
