グループ・サウンズの逆襲! | 人生は野菜スープ~アエリエルのブログ、または午前0時&午後3時毎日更新の男

人生は野菜スープ~アエリエルのブログ、または午前0時&午後3時毎日更新の男

元職・雑誌フリーライター。バツイチ独身。午前0時か午後3時に定期更新。主な内容は軽音楽(ジャズ、ロック)、文学(現代詩)の紹介・感想文です。ブロガーならぬ一介の閑人にて無内容・無知ご容赦ください。


堺正章・かまやつひろし・井上堯之・井上順 - ザ・スパイダーズ&ソロ・メドレー: お世話になりました~我が良き友よ~夕陽が泣いている (TV Broadcast「永遠のJ-POP名曲集」, 2009)

加橋かつみ・岡本信・アイ高野 - ヒット曲メドレー: ブルー・シャトウ~君に会いたい~好きさ好きさ好きさ~シーサイド・バウンド~想い出の渚~ツイスト・アンド・シャウト
 (TV Broadcast, 北海道帯広・1996.9) :  

 ザ・スパイダーズのフロントマン四人のテレビ出演再会ステージと、加橋かつみ(元ザ・タイガース)、岡本信(元ザ・ジャガーズ)、アイ高野(元ザ・カーナビーツ)共演のテレビ中継映像を上げました。何て楽しそうなんでしょう。グループ・サウンズはごく短いブームで数々のバンドを送り出し、一般的には日本の'60年代ロックという正当な認知はまだまだ途上にありますが、確かにそこにはグループ・サウンズの登場以前にはなかった先駆的なロック・スピリットがありました。今回引いたのはその一例です。加橋さん、岡本さん、高野さんの三人のステージは先輩格のスパイダーズのフロント(高野さんが堺正章さん役、岡本さんが井上順さん役、センターの加橋さんがかまやつさん役)を踏襲したステージだったのも確認できます。今ではかまやつさん、井上さん、高野さん、岡本さんも故人ですが、日本のロックの創始者を支えた方々がこれほど長くリスナーの支持を受け、幸せな存在だったのは、胸を打たれるような喜びを伝えてくれます。