木蓮が咲く頃 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。


 マグノリア、素敵な響きですね。木蓮のことですが、最近はワインレッドの花を付ける木は見かけなくなりました。


 白い花を付ける白木蓮が殆どです。白木蓮の季節になると、若い頃の想い出が蘇ります。ある公園の池の縁に木蓮の白い花が咲き乱れていました。大学を卒業して就職が決まり、四月には地方に赴任することことが決まってました。


 3月は別れの季節ですね。遠距離になるし、「必ず会いに来るよ」って木蓮の下で呟きました。だから私にとって別れは白木蓮と結びついているのです。


 昨日の東京は4月並みの暖かさでした。足腰が痛むのですが、町の西のはずれまで散歩に行き、二時間ほど歩きました。途中木蓮が三本くらい白い花を付けてました。


木蓮01

木蓮03

木蓮02

 木蓮とこぶしはよく似ています。「こぶし咲く・・・♪」と演歌にも歌われていますが、しかしこぶしの花びらは少し違います。


 家の近くまで来て、例のニャンコが塀の上を歩いてました。「また会ったね」と言って、今日は擦りすりしてあげました。


ニャンコ


 少々疲れたけど、暖かくていい散歩になりました。




 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れと言いテルでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ