少女像 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。


 寒くてネタがないので、今回も絵です。15年ほど前にパステルでサラッと少女だけ描いておいたものを手直しました。

少女01

少女02

 というのは、絵画クラスの講師は油絵専門で、絵画に余白を認めないのです。


 確かに伝統的なイギリスの水彩画などには余白がありません。


 いかしデザイン画とかスケッチ(例えば、ドラクロワのアフリカでのスケッチ)では余白が効果的に使われています。


 クラスでは余白を使ってを水彩をやっていた男性が辞めていったことがあります。


 私にはどうでもいいので続けています。自分自身で描く時は余白が必要ならそうしますから。


 少女だけの場合は柔らかいのにコントラストがはっきりしています。単純な背景を加えると少女が背景に埋没してしまいます。従って少女に加筆しましたが、きつい感じになりました。







 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ