記念日 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 昨日は「銅」とか「銀」とか「金」がつく記念日ではないのですが、普通の結婚記念日でした。そこで地元の和泉多摩川で食事をすることにしました。普通の記念日とはいえ、記念日を祝うレストランが2店程しかないという小さな街です。


 ここは以前ギターなどの楽器の販売店でした。その後、イタリアンレストランになり一度行ってみようと思っている間に店主が亡くなって閉店しました。暫くしてやはりイタリアンとしてオープンしました。1年ほど経ってやっと客が入りだしたようです。


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パスタ  メニューの種類は多い方ではないのですが、店のお勧めの「生うにの黄金クリームパスタ」とういカルボナーラ風のスパゲッティに、カツレツを取りました。日本のカルボナーラは生クリームでとろみを出すので、カルボナーラではないとイタリア人は言います。イタリア式にチーズだけ使ったのでは余りに値段が高くついて無理でしょう。これも日本式カルボナーラでしょうが、結構美味しかったです。




 イタリアのカツレツはミラノ風っていうのが有名です。その昔、ミラノに行った時、駅裏の安食堂で食べた記憶があります。イタリアの北部は以前長いことオーストリアの支配下にありました。19世紀にイタリアからオーストリアに伝わり、ウィンナーシュニッエルに姿を変えました。イタリアのカツレツは豚肉ですが、ウィンナーシュニッエルは牛肉が通常使われます。ここのカツレツは衣が薄くて食べやすく、美味しかったです。

かつ

 この店にはピアノも置いてあり、ジャズとかポップなどの演奏もやるらしい。グループの貸切で演奏会も可能ですね。


店内


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ