多摩川いかだレース | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 今日13日の日曜日、多摩川のいかだレースがあった。朝からどんより雲って、余りいい天気じゃないが行ってみた。数年前にも見に来たが、もう24回目だとは意外だ。


 以前はここで毎年8月に花火大会が開催されていた。ここ数年、市の赤字財政で中止されたままだ。楽しみだったのに。親戚が集まり、夕飯を早めに取って、河原へ出かけって頭上に上がる花火を楽しんだものだ。

 <レーク・カルフーン.>
カルフーン
いかだ  40年以上前にミネソタに住んでいた時に、レーク・カルフーンという小さな湖で(アメリカではどんなに小さな水溜まりでも自然にできたものは湖、どんなに大きものでも人工的に作られた水溜まりは池と呼ぶ)、手製のいかだの競争が毎年夏に行われていた。沢山のコカコーラの空き缶でいかだを作り、2~3人乗ったら直ぐに沈没してしまうハプニングなどよく起こった。

 何となく昔を懐かしく思って行ってみた。狛江市だけかと思ったら、他の自治体(小菅村、青梅市、八王子市、昭島市、日野市、稲城市、調布市、世田谷区、川崎市等)も参加している。テレビタレントのダニエル・カールさんもレースに参加するという。

レース
 小田急線付近の河川敷がゴールで人が結構集まっている。1.5キロ程上流の小さな公園のそばから、第1グループが10時にスタートし、20分おきに8艇づつ出て、12レースもある。全部で80艇以上参加する。最後まで見ていたら2時くらいになってしまうので途中で諦めた。

パラグライダー
観客
ステージ
 河川敷には屋外ステージが仮設置されバンドが懐メロをやっている。出店のテントも沢山並び賑わっている。川岸には見物客が並び応援の叫び声が響き渡る。空には「いかだレース」の旗を翻して、エンジン付きのパラグライダーが唸りを上げて飛んでいる。

 ミネソタの時もそうだが水が近くにある生活は癒される。日本の川は滝みたいなものだから、直ぐに洪水になるから困るけれど。ミネソタは州の愛称が「10,000の湖」といように、フィンランド程ではないが、湖の多いところだ。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ