バイオリン奏法の本 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 1972年に"The Simplicity of Playing the Violin"として出版された本です。2001年に「ヴァイオリン演奏のコツ」(著者:ハーバート・ホーン)という題名で日本の音楽之友社から出版されています。{クラシックの演奏に関心の無い方はこのブログをスルーしてください}


遠い夏に想いを-コツ本
 今は亡きヴァイオリン演奏の巨匠、ユ-ディ・メニューインが短い書評を寄せています。また今は亡きイギリスの名指揮者であるコリン・デイヴィスが推薦の言葉を書いています。


 さてこの本を購入したのが、日本で翻訳・出版された直後ですから、10年以上前です。ヴァイオリンを50年以上弾いていたのですが、途中30年は仕事が忙しくお休みしていました。定年前にヴァイオリンを再開しました。すっかりご無沙汰になっており、何かいい本がないかと探してこの小さな本(A5版で126ページしかない)を見つけ、買い求めました。下は目次です、クリックして拡大し、読んでください。


遠い夏に想いを-コツ目次  当時はレッスンについていませんでした。この本を読んでも自分の悪い癖に気が付きませんから、読んでも良く理解できませんでした。近年レッスンについてから、初めて自分の欠点を指摘され、改めてこの本を読んでみると色々と示唆に富んだ箇所にハッとひらめきます。レッスンを受けてない人や、余り生徒の悪い癖に無頓着な先生の場合は、良く自覚っして読まないと無駄になるでしょう。



遠い夏に想いを-コツページ  掲載された図も稚拙な手書きで心温まるものです。内容はメニューインの書評にあるように、「科学的な視点を中心にからだの構造と動きの関係を「シンプル」なものとしてとらえたこの本は、わたしの宝物です」という言葉通りです。右は本文の一例です。


 ハーバート・ホーンはかってスコティシュ・ナショナル管弦楽団のコンサート・マスターを務めた人で、教育者でもあります。古い本ですから書店や楽器店にないかもしれません。ただし、アマゾンではまだ販売しているようです(¥1,750)。参考になる本ですから、関心のある方はどうぞ読んでみては如何でしょうか。但し、大人になってからヴァイオリンを始めた人向きですね。私もこの本で救われた点が多々あります。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ