街に出で見た。ケッベクの町はケベック州では初期に造られた街であり、州都にもなっている。大して大きくはない。一応城壁に囲われた旧市街のアッパー・タウンとセント・ローレンス川沿いのロー・タウンがあり、ここも旧市街になっている。
先ずは、宿泊しているシャトー・フロントナックからほど近いドゥオーモ(ノートル・ダム寺院)に行ってみる。
ドゥオーモに行くには、ホテルから北の方向へ歩いて行くにだが、途中にテゾール小路を抜けていく。このテゾール小路は沢山の画家が集まって作品を並べて売っている。この手の画家のマーケットはモントリオールにもあったし、有名なのがパリのモンマルトルにもある。フランスの観光地の古い町ディナンにもあった。春から秋への風物詩みたいなものだが、やたらと値段が高い。
ノートル・ダム聖堂は左右非対称の塔を持つ教会で、廻りは見晴らしのいい高台になっている。1600年代の中頃に起源を持つが、その後火災にあい、いろいろ修復されたが、1925頃現在の形になったらしい。左右の塔が違う教会は、パリのサン・シュルピス教会、フランスのシャルトルの大聖堂なども左右に年代の違いが見られる。
ここの聖堂の堂内は絢爛とまではいかないが、大変に美しい。祭壇の中央に聖母マリアの絵がかけられていて、周りは金色に輝いている。
外に出ると天候も良いせいか、目もくらむ思いだ。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ