コンプレックスが多い
めのえいです。
しかも根深いコンプレックスの数々は
誰にも言えません
「コンプレックスを
チャームポイントに」
なんて絶対に出来ません。
その１つ、
半世紀生きてきて
ある意味克服できた、、、のか？
やっと言えることをお話します。
私には鼻と上唇の間の
鼻の穴の際側に、
小さなほくろがありました。
そのほくろの大きさは１㎜程度で
薄茶色で
少し盛り上がっていました。
そう、、、
鼻くそにしかみえない
ほくろでした
多分気づいたのは
思春期あたりです。
この悩みは
家族にも友人にも言えませんでした。
ものすごく嫌でしたが
周りの人たちには
何も言われなかったので
気づかれていないのだと、
私の気にし過ぎだと
思って過ごしていました
社会人になり
化粧をしだすと
コンシーラーで消していました。
でも、ほくろの場所が場所なだけに
時間が経つと
汗や、鼻をかんだりすると
コンシーラーはすぐ取れます
なのでポケットには
いつもコンシーラーを入れて
トイレに行ったときや
鏡を見るタイミングで
つけ直しをして
ほくろを隠していました。
病院でほくろを取れる事は知っていましたが
手術は怖かったし
そこまでは考えていませんでした。
とにかく取れにくくてカバー力のある
コンシーラーを使っていました。
３０代の時、
勤め先のイベントでキャンプがあり
私も参加しました。
化粧直しもなかなか出来ない環境でしたので
ほくろが見えていたのでしょうねぇ。
男性の先輩に
私を気づかう様に
誰にも気づかれないように
こっそり
「鼻くそついてるよ」
と言われました。
やっぱり鼻くそと思われるんだ。
今までも周りの人は
私に伝えないだけで
心の中では思っていたんだと
恥ずかしさで
心がギューッ
と、なりました。
多分先輩は、
親切心で私に教えてくれたんです。
だからその時は
動揺を見せないように笑いながら
「ほくろなんですよー」と答えました。
他人から見ると
そんなことでと思われるかもしれません。
でも当時の私には衝撃でした。
時期は忘れましたが
それから間もなく
皮膚科に
ほくろ切除の予約を
入れました
当時はレーザーで取り、
私のほくろは小さいけど根深かったようで
直後は結構穴があきました。
手術はとても怖くて緊張しましたが
長年の悩みがなくなると思うと
勇気がでました
切除後は
しばらく肌色の小さな絆創膏を貼り
過ごしました。
周りの人は気づいていただろうけど
誰も触れてきませんでした。
現在は
当り前ですが
鼻くそほくろなし顔です。
このほくろ取りは
今でも
「もっと早く取れば良かった」とは
思えません。
あのキャンプで
指摘されなかったら
今でもほくろはあったと思います。
今でも時々
朝シャワーの時に思い出し
ガァー
となる話です🌱