ショパンコンクール | ゆっきー王国の休日

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ニュースになっていますが、
以前、札幌時計台でゲスト共演して頂きました、フォルテピアノ奏者の川口さんが、ショパンが活躍した19世紀の古いピアノを使った「第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」で見事2位に輝きました✨
以下いろんな記事が出ていますが、毎日新聞より。

最終審査結果が13日、ポーランドの首都ワルシャワで発表され、本選に進出していたオランダのアムステルダム在住の川口成彦さん(29)=盛岡市出身=が2位に入賞した。

川口さんは「緊張したが、最後まで自分の演奏ができた」と笑顔で話した。1位はポーランドのトマシュ・リッターさん(23)だった。国立ショパン研究所(ショパン国際ピアノコンクール主催)が、ポーランドの独立100年を記念して企画した。

今後は5年に1回開催されるそうです。
こちらの動画が、最終選考の18世紀オーケストラとの共演です。(動画の最後が川口さんの出番です)


あの時の札幌での演奏で、私がどれだけ貴重な宝物のような経験が出来たか、
あの時はまだあまり周りに理解されていなかった気が致します。
川口さんは札幌での演奏は初めてでした。
私は、札幌に川口さんを初めてお呼び出来たことを、誇りに思いますし、必ずや、私の音楽の大きな財産となっていると思っています。

第1回目の古楽器によるショパンコンクールで、上位をポーランド人が独占するなか、日本人である川口さんの演奏が、ポーランドの人々、もっと言うとショパンの胸に届いたことが嬉しいです。
歴史に残るピアニストになりましたね🌟

世界で1番有名なショパンコンクールで2位になったら、その上はもう無いんじゃないかと思われるけど、きっと、川口さんはもっと上を行くのだろうと思います。
古楽器の魅力を、世界中に伝えていくんだと思います。

私も、近づいたり遠のいたりしながらも、日本語を話すのと同じくらいピアノと共に生きてきて、これからの長い人生の中で、
わたしのピアノは、下り坂ではなく、まだこれから積み重なってくものなんじゃないか、と思う時もあります。

年齢と共に、音楽への理解は深まるけど、やっとわかるようになった頃には逆に身体能力は衰えていく。
どこが頂点なんだろうとか考えたりしてたけど、
これからも、自分に与えられたチャンスや、能力を大切にしながら、人間としての成長と共に、これからもピアノと共に生きていきたいです。

ピアノは命と同じだと思ってたから、
これが無くなったら、死んだのと一緒だと思う。
神様👼に与えられた運命を、ちゃんと自分らしく生きていきたい。

まわりの環境やチャンスも大事だけど、
自分が本物を追求できてるか、ということが1番大切な気がします。
1ミリずつでも、それが出来る自分でいたいです。
それが、最近わたしが心がけていることです。