永遠の愛 | ゆっきー王国の休日

ゆっきー王国の休日

毎日がfiesta。

ゆっきー王国で羽を休めていってください。

音楽と、夢と、幸せにあふれています☆

私の心には、永遠にねじゅへの愛があります。
どこへもいかない。
ずっとここにいる、

そうわかっているから、
大丈夫。


本当は、死ぬときは一緒って約束してたんだけど、
私だけ生き残っちゃった。

これから一生ねじゅのことを忘れることはないでしょう。
だから、永遠に生き続ける。

彼女は、本物の天使でした。
決して誰かを責めたりせず、見返りも求めず、
すべての人達を愛していて、親切でした。

思い出は書いても書ききれないし、今はまだ辛いから、書きません。

ただ、昨日起こった奇跡について、
少しだけ書かせて下さい。

私は、午後から、ねじゅに付きっきりでいました。

初めは小屋の中で、
なんとか棒につかまってがんばっていました。

私は一歩も動かずずっと見守っていましたが、
一度だけトイレとお守りを取りに離れました。

すると、
角の方でうずくまっていて、
動転して母を呼び…

でも、ねじゅはまだ小屋でがんばりたいようでした。

それからまた見守ること数時間、
ねじゅが私の方へ来てなんとなく出たがったので、
それからはずっと私が手で暖めていました。

痛いはずのお腹に手を当てること数時間、
なんだか急に容態がよくなった気がしました。

食べた物を一旦置いておくそのうに、食べ物がたまっていたんだけど、
それが少しずつ少なくなってきた気がしました。
愛の奇跡!と喜んで、今度、愛の奇跡という曲を作る!と豪語していました。

すると、昔もとおなじように、
私を喜ばせようとして、いきなり飛び出しました。

・・・飛べる体じゃないのに・・・
ねじゅは、生きようとして必死でした。

私達を悲しませまいとして必死でした。

私達ともっとずっと一緒にいたくて、
必死だったんです。

夜、父が仕事から帰ってきて、
ねじゅがまたバタバタするので、どうしたのかと思えば、

父に会いたかったのだと思います。
無理に飛び、よくなっていたかのように見えていた体は満身創痍に。

父にすぐに来てもらって話をしました。

またしばらく二人でいて、
いよいよねじゅが痩せ細って、もう足も羽も首も、思うように動かなくなりました。

みんなに挨拶に来てもらいました。

母が、
泣きながらねじゅとのお別れをした時、
ねじゅが細りきった体で、発情ポーズを取りました。

私は、ただただねじゅの体が心配で、

でもねじゅは、
母に本当に感謝していたのだと思いました。
365日×5年分、
欠かさずねじゅのことを思ってお世話をしてきてくれました。

1日5回に分けたエサ、食事制限、ねじゅ特別仕様の止まり木、
極力控えた外出、
ねじゅは、そんな母に心から感謝していました。

ありがとう。わたしも大好き、愛してる

って、言ってくれました。


小鳥はかわいがりすぎると発情するし、
発情すると寿命に関わってくるので、

お世話はとても困難でした。

でも、母は自分を犠牲にしてまでよくねじゅのお世話をしてくれていたんです。


ねじゅは、そのことを十分にわかっていました。

母は、自分を責めているようでしたが、

ねじゅは、母を心から親愛していました。

父は、お別れに、母に頼まれ、
「ねじゅの好きなあの曲」とせがまれて、

ギターを取り出してきて、

「聖母の御子」

というスペイン民謡を弾いてくれました。

いつもは、
ただなんとなく聞き流していたギターの音。

それが、

みるみるとねじゅの部屋で、

いつもの父がねじゅの隣でギターを奏でる、

休日の午後のまどろみに変わりました。


ねじゅにはきっと、こんな風に聴こえていたんだな、

そんな気がしました。

ねじゅは、しあわせだったんだな、

って、そんなことを想いました。

ねじゅもきっと、

そんなことを思い出していました。


そうこうして、

私は、ねじゅが何も食べたり飲んだりできないんだから、と
私もそうしていたので、

少しだけ疲れて、

ソファーに少しだけ横になったらと母に言われて、
そうかと思い、一瞬意識が遠のきそうになった時、

ねじゅは亡くなりました。

23:25頃だったと思います。

きっとねじゅも眠るように亡くなりました。

穏やかで、笑っているような顔でした。

わたしは、ねじゅの必死で生きようとする意思、

動かない体を必死に動かそうとする姿を、
12時間くらい見守ってきたので、

もうこれ以上頑張ってとも言えない気持ちで、

なんとなく自然にその事実を受け入れていました。

ねじゅがプレゼントしてくれたお別れの時間。


でも、時折、ねじゅが必死に必死にがんばっていた姿が思い出されて、
涙が出ます。

ねじゅは、私達を悲しませまいとしていたから、
悲しまないようにしようと努めています。


でも、これだけは言わせて下さい。

ねじゅは、

お家に遊びにきてくれたお友達、
一度会ったことのある人、

それから会ったことのないあなたのことも、

すべての人々を愛していました。


そんな素晴らしい愛に包まれて生活させて戴いた、

この5年間を、私は誇りに思います。

ねーじゅ。本当にありがとう。

言葉ではとてもじゃないけど、言い尽くせません。

一生涯、あなたの愛の偉大さに、
こころから感謝するでしょう。

いつも優しくしてくれたねじゅ、

お別れじゃないよね、

愛してるから。

愛を教えてくれたから。


本当の愛は、永遠にこころの中で、生き続けるもの。


あなたのもとにも、

ねじゅを飛ばします。

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