今須宿を過ぎて関ヶ原宿に向かう。
今須宿を過ぎてすぐに一里塚跡があった。
この丘自体が「跡」ではなく一里塚なのではないかと思ったが、これはガイドブックによると復元されたもので、往時はもう少し東側にあったそうだ。
一里塚跡を過ぎて、国道21号線を歩く。
少し歩いたところで道路の向かい側に中山道の標柱を設置頂いているのを見つけた。
ガイドブックによると、中山道はこの山に入るような道を進むようだ。
このあたりに国土交通省のライブカメラがあり、昨年末はたえずそのライブカメラで歩けるかどうか確認していたのを思い出した(^^)。
結局、たびに出ようとした時にはいつも積雪があり、真冬は難しそうと思い、春になってから歩こうと思っていたのだが、今はもう秋といってもおかしくない季節となってしまった(^^;。
ただ、今日はここを通り抜けるために歩いているといっても過言ではなく、なんとなく一人うれしく思う(^^)。
山の中を通る道を歩いていると今須峠の看板を設置頂いていた。
設置されていた看板によると、やはり往時からこのあたりは困難なところであったようだ。
なんとなく達成感を覚えながら、歩く(^^)。
少し歩いたところで踏切が見えてきた。
踏切を渡り、引き続き中山道を歩く。
少し歩いたところに、常盤地蔵という祠が建てられていた。
これは、源義経の母である常盤御前を祀られているそうだ。
中山道では江戸時代より前の言い伝えも多いように思うが、江戸時代以前は東海道よりも利用されていたのだろうか、などと勝手に想像する(^^)。
祠を後にして、歩く。
しばらく歩くと、右手に中山道の看板があった。
看板に従い、道なりにまだまっすぐに進む。
少し歩いたところで分岐点に出た
ガイドブックには消防器具が設置されている分岐を左折するとあり、ただ今でもあるのだろうかと疑問に思っていたが、変わらず設置頂いていた(^^)。
ガイドブックに従い、分岐点を左折して歩く(^^)。
高架が見えてきた。
この高架橋はJR東海道新幹線のようだ。
高架をくぐり、歩く。
少し歩いたところで小川を渡る。
この川は、黒血川といって、壬申の乱の際に川の岩石が血で黒く染まったことからそう言われているそうだ。
おどろおどろしい名前と出来事だが、やはり江戸時代より前の言い伝えが多いことに興味深く思う。
少し歩いたところで高札場跡の看板を設置頂いていた。
今須峠をひかえ、ここに間の宿があり、高札場があったそうだ。
やはり今須峠は難所だったのだと思いつつ、歩く。
少し歩いたところで歴史を感じることが出来る建物があった。
設置されていた看板によると、ここに立場があったそうだ。
立場跡があるということに改めて今須峠は難所だったのだと思う。
道なりに歩いていると国道21号線に出た。
ガイドブックによると、ここは国道21号線を渡るようだ。
国道21号線にかかる歩道橋にのぼる。
ここから見えるななめ右に伸びる道が中山道のようだ。ここでも、中山道を国道21号線が横切っているようであり、興味深い(^^)。
歩道橋を降りて、歩く。
これが中山道のようだ。
ここからまた道なりにまっすぐに歩く。
少し歩いたところで分岐点に出た。
あやうく通過しそうになったが、ガイドブックによると、ここは左に入る坂道をのぼるようだ(^^)。
坂道をのぼり、歩く。
道なりに歩いているとまた交差点に出た。
ガイドブックに従い、まっすぐに坂を降りる道を歩く。
坂道をいったん降りてからまた登ると分岐点に出た。
振り返って見ると、旧中山道の石柱が設置されていた。
今まで通ってきた道が正しかったことに安心し、また歩く(^^)。
少し歩いたところで不破関跡の立看板を設置頂いているのを見つけた。
古代より様々な歴史の舞台となってきた不破関がここだったのかと一人感動する(^^)。
なんとなく楽しく、中山道を歩く。
少し歩いたところで左に入る道があった。
ガイドブックに従い、左折し、中山道を歩く。
また少し歩いたところで国道21号線に出た。
ここからしばらくは中山道は国道21号線を歩くようだ。
右折し、道なりに歩く。
歩いていると、交差点に出た。
この交差点は関ヶ原西町という交差点だそうだが、ガイドブックによるとこのあたりでは既に関ヶ原宿に入っていたようだ。
交差点を渡り、関ヶ原宿内を通る国道21号線を歩く。
少し歩くと関ヶ原駅前という交差点に出た。
今日のたびはここまでにした。ここからJR関ヶ原駅に向かい帰路につこう。
ここまで中山道を歩いた距離はおおよそ7㌔、所要時間は2時間足らずだった。
いつもと比較して短時間・短距離であるが、概ね予定どおりであり、またその分体調になんら問題はなくまた楽しく歩くことが出来た(^^)。
今日の中山道を歩くルートでは国道21号線を通る部分が多かったが、甲州道中では国道20号線を歩く部分が多かった。番号が1つ違いだが、国道の番号を決める際になんらかのお考えがあって決められたのだろうかとまた興味深く思う(^^)。
なんとなく忙しく、次はいつになるか分からないが、気分転換も含め、定期的に歩きたいと思う(^^)。