東海道五十三次のたびの草津から石部を前回で辿り着いていた草津の老牛馬養生所跡から再開!

実は昨日、旧友に誘われ久しぶりに会った。誘われた時に、次の日たびに出るのであまり飲まないと言っていたのだが、思いのほか(というか予想通りかもしれないが)深酒してしまい、少し二日酔いで体調は万全ではないままスタートする。これぞ自業自得(><)。

今回の行程も前回同行してくれた友人がともに行ってくれる。彼は3週連続で東海道を歩く。競馬で言うと連闘(三連闘!?)というのだろうか(^^;。しかし彼は体調は問題ないようだ。

せっかく同行してくれる友人に迷惑をかけることのないように、今後このようなたびの時は前日深酒しないでおこうと改めて決意する(><)。

なにはともあれ老牛馬養生所跡から出発!

このあたりは現在の滋賀県県道116号線が旧東海道のようで道なりに歩く。
目川というところで一里塚跡があった。



一里塚跡を越え、しばらく歩くと道路の右側に石碑が見えてきた



この石碑がある三叉路を左折する。
左折した後、引き続き県道116号線を歩く。

道なりにどんどん歩く。足利義尚が陣を構えたという鈎の陣跡を過ぎた後の交差点で県道116号線は県道55号線と合流して南東の方角への道となるようだが、旧東海道は道なりにまっすぐすすむようだ。道なりにまっすぐ進んでいると道路の左側に「すずめ茶屋跡」があった。



随所にこのような旧東海道にちなんだ石碑を建てて頂いているのを拝見し、たびの醍醐味を味わいながらグーグルマップとともに確認しどんどん歩く。

JR西日本草津線の手原駅を横目に通り過ぎ平坦な道を歩く。このあたりは比較的車両の交通量も少なくのんびりと歩く。

しばらく歩くと道路の左側に肩かえの松が見えてきた。



この松の下で旅人は休憩し、荷物を持ち替えたらしい。私もリュックを背中に背負っていたのをおなか側に持ち替える(^^)。

重心が前になったせいか歩きやすくなり、どんどん歩く。
このあたりではは三上山をたいへんきれいに見ることが出来た(^^)。



道なりに歩いていると道路東側に一里塚跡があった。



一里塚跡のあたりは100メートルほど県道116号線と接しているが、ここから再び県道116号線は南東へ向かうのと反対に旧東海道は北西へ向かうようだ。

少し歩くと旧和中散本舗があった。



徳川家康がここの薬で腹痛を治したという。
二日酔いのくすりもあればなぁと思いつつ後にする(><)。

道なりにしばらくひたすらただただ歩く。

このあたりで自転車で走っておられる方々の集団とすれ違う。先頭の方がすれ違う際に後方の方に歩行者を避けるように合図を出してくださったようだ。
おかげでスムーズに離合することが出来た(^^)。有難くまたお気遣いがうれしい。

名神高速道路の下をくぐり、JR草津線と並行した道をどんどん(よろよろ(><)?)と歩く。
このあたりは大規模な採石場がある。石部という地名もそこから来ているのだろうか。

国道1号線をくぐり、少し歩いたあたりで右に曲がる。


またこのような看板を設置頂いているのを発見し、これを頼りにグーグルマップと併用しながら歩く。



しばらく道なりに歩き設置して頂いている案内表示に従い歩き、また右折する。



このあたりからが石部宿のようだ。

歩いていると田楽茶屋があった。


ガイドブックによると歌川広重の画を模した建造物らしい。お手洗いも設置されていた。

田楽茶屋を過ぎてしばらく歩くと本陣跡があった。



石部宿は三条大橋を出発された方が最初に泊まったところらしく、相当な大規模なものであったようだ。

本陣跡を過ぎ、ただただ歩く。石部中央という交差点で高札場跡がありベンチがあったので休憩させて頂く。高札場跡から少し東に行ったあたりまでが石部宿だったらしい。

草津~石部はここまで。養生所跡を出発してから概ね2時間半くらいだろうか。

三条大橋から旅立った先人はここまで1日で来られたらしい。私は3日間かかったが(TT)。

今日は水口まで行く予定なので休憩もほどほどにまた歩き始める。