3月21日に東海道五十三次完歩しようとしてもう一週間以上過ぎてしまった…。先週の土曜日日曜日は何をしていたか覚えていないが東海道五十三次を歩かなかったことは確かだ。このままではまたずるずる月日だけが過ぎてしまう。と思い、ようやく平成30年3月31日第一歩を踏み出した。


まずは三条大橋に来た。ようやくスタート!

三条大橋からひたすら東へ向かう。東海道五十三次を歩くのに良い地図はないか探していたが、グーグルマップで案内してくれることに気付き、それを頼りに歩くことにする。

三条大橋周辺は京都の繁華街で、夜に来ることはあっても朝に来ることはあまりない。夜とまた違う風情の三条大橋周辺を眺めつつ東海道五十三次を歩き始める。

このシーズン、花見客の方などで道は非常に混雑している。しばらくの間、のんびりと景色を見るというよりは人とぶつからないように気を遣いながら歩く。

しばらく歩くとウェスティン都ホテルが見えてきた。このホテルに何か仕事の用事で来た時に、歩いて三条京阪(=三条大橋)まで行こうとしたら、職場の人から「やめたほうがいいと思います」と止められ近くの駅から違う地下鉄に乗車したことを思い出した。今日はその止められた道のりを歩いてきたが(^^;)。

ウェスティン都ホテルを過ぎたあたりからだんだんと人が減り始め歩きやすくなってきた。自らのペースで道路左側の歩道を歩く。


歩いていると車石の跡(?)があった。昔の「車」が通ったあとなのだろうが石がここまでなるとはどれくらいの車が通ったのだろうか。道路の反対側に広場があった。

車石を過ぎて、道路を渡る。



このあたりでは、このような黄色の看板をところどころに掲示して頂いていて、東海道が非常に分かりやすい。看板に従いながら歩く。

歩いているとおそらく「日本橋」から来られたであろう方々とすれ違う。今日だけでも4~5人の方をお見掛けしたように思う。

脇道に入ってのんびりと歩けるかと思ったが、この道はどうやら「抜け道」として使われているようで、あまり広くない道にも拘わらず多くの車が通るので気を付けながら歩く。

何も目印がないと、果たして歩いている道が東海道で間違いないのか不安になるが、上述の黄色看板をところどころに設置して頂いているのでそれを頼りにグーグルマップも利用しつつ歩く。

しばらく歩くと府道143号に出て、JRの高架下をくぐりまた脇道に入る。このあたりはずっと交通量が多く、歩いていると邪魔になるのではと心配してしまう(><)。

JRの山科駅を横目に通り過ぎ、ただただ歩く。このあたりになると黄色の看板も見かけなくなるが、お酒屋さんの看板に「酒の駅:ここは天下の東海道」とあるのを見て、少し楽しく安心してただただ歩く(^^)。

ただただ歩いていると、「横木」という地名になっているのに気付いた。たしか横木は滋賀県の地名で京都と滋賀県が入り組んでいるあたりだと思い出し、滋賀県まで来たかと思う。

グーグルマップを見ていると国道1号線を横断しなければならないようだがどのような道だろうかと思っていると親切にも看板があった。



たいへん分かりやすい看板でありがたい。
カメラの電池がフル充電してきたはずなのに1~2枚撮影しただけでなくなってしまい、このあたりからはスマホで写真を撮る。グーグルマップも常時見ているので電池が大津まで持てばいいが…。

看板に従い陸橋に上がる。



昔は、写真左下から右上に向かって道があったのだろう。現在はそれを国道1号線が横切っていると推測する。

またまた東海道に入り歩く。(当たり前だが(^^;))


このあたりは道も広くまた交通量もあまり多くないのでたいへん歩きやすい。道標もしっかりと見つけることも出来、今回のたびの醍醐味を味わいつつのんびりと歩く。


追分の地名の由来が掲示されていた。追分という地名は各地にあると思うがそれぞれ同様の由来なのだろうか。

しばらく歩くと国道1号線に出た。



横木あたりで撮影した看板を確認し道路右側を歩く。


しばらく歩くと看板が設置されていた。

看板通りに陸橋を渡る。


渡ると有名なうなぎ店があった。以前うなぎを食べに来たときは大勢の人が並んでおられたが今日は時間がまだ早いためかまだ人は少ない。
このあたりはほかにもうなぎの店があったが何か理由があるのだろうか。

今日はうなぎは目的ではないので店を通過する(TT)。

しばらくして逢坂の関跡に到着。


この石碑の横にちょっとした休憩が出来るところが設置されており、お手洗いもあった。
有難く少し休憩し再び歩き始める。


ところどころに常夜燈がある。昔旅した人はこれをみて心強く思ったと推察する。

逢坂の関から道路の左側を歩いていたが、途中で歩道がなくなってしまった(TT)。逢坂の関跡あたりで道路の右側に渡らなければならなかったのだろう。歩道がないところを横断歩道があるところまで歩かなければならなくなり少し危険な思いをした(TT)。

いったん道路の右側を歩いて逢坂一丁目の交差点で再度左側に渡り国道1号線からそれて東海道を歩く。

JRの線路を超えたあたりで、三条大橋~大津のたびは、帰宅交通手段のことも考え、本日はここで終了。

所要時間は、3時間15分となっていたガイドブックがあったが、私はあまり休憩しなかったためか2時間45分程度だった。

次回はいつになるかまだ未定だが、出来るだけ「道草を食って」たびの醍醐味を味わうようにしていこうと思う。