色、いろいろ 彩り豊か | On the Field's table

On the Field's table

OLから花屋「Field」をオープンして早25年!山あり谷あり花ありありの毎日。
ウマウマな花と食はFieldのテーブルから生まれます。

東京文京区にある花屋

「Field」のさいとうです。

花はもちろん、美味しい食べ物や

Fieldのテーブルから生まれる

色々なことを綴っていきます。

 

 

花屋さんで簡単に

お花を選ぶポイントをお話ししていたら

ついつい色合わせのことに

なっちゃって(;^_^A(;^_^A(;^_^A

 

同系色やグラデーションについて書いたら

じゃあ、反対色も書かねきゃね、ということで…。

Fieldの花の教室でも

色に注目して花選びをするレッスンがありますが

生徒さんたち、みなさまなぜか

「同系色」はすぐレッスンするのに

「反対色」を避けて通りたがる。

なんかとっつきにくいのかしらね~。

まぁ、なんとなく気持ちもわかるけど。

 

 

はい、また登場の色相図です。

反対色はこの図でいうと、

だいたい真向かいにある色同士の

組み合わせのことです。

(黄色の反対側は青でしょ。

この2色が反対色の組み合わせです)

 

はっきりした色合わせだけど

色同士、引き立てあって

なかなか印象的な組み合わせなの。

 

はっきりした、というとなんだか

ぱきっ!とビビットな色を組み合わせるように

思ってしまうかもしれないけれど

一番上の写真みたいに、

全体的に柔らかな色で反対色もいいでしょ?

パッキリした色合わせが苦手なひとは

色自体がちょっとミルキートーンのものにすると

(これは彩度 が関係してくるからなんだけど、

こちらはまた今度)

そんなに抵抗感なく、反対色できるかも…。

 

たくさんの花を集めなくても

こんな感じですっきり!

そんな時にも便利な組み合わせ。

 

真っ赤な花と

葉のグリーンでも実は反対色~

ね。

これは結構、

使ってるから抵抗感ないと思うわ。

 

花の色合わせについて

「同系色」「グラデーション」「差し色」「反対色」と

色々語ってしまいましたけど

あくまでもこれは

花の色合わせに「迷ったとき」に

ちらり、と思い出してくだされば

それでいいンですよ。

 

これとこれは同系色だから、

黄色はいいんだっけ?

こういう時は差し色、何が正解?

なんてアタマで考えないで。

参考、参考。

知識は参考程度で大丈夫。

迷ったときに思い出せばでいいんです

じゃないとみんな同んなじ、

どこかで見た花になっちゃうもの。

自分の感覚を信じて!

色々な組み合わせがあるから

ステキなんだから。

あくまでも基本は

「自分の気持ちにぴったりくる花」

ここからスタートしてみてくださいね。

 

あ!それともうひとつ。

お客さまと相談しながら

花を組み合わせていて

「そぉね~少し色が濃いから白い花でもいれようかしら」

とリクエストされることがあるの。

みなさんも経験ないかしらね?

少し色合わせがイメージよりも

キツクなっちゃったから

白い花でも…ということ。

 

白って実ははっきりした色なのよ~。

(アイボリーじゃなくて白、ね)

白い花を加えても、

それぞれの花の色はかわらないもの。

だからもし、色を柔らかくしたいときは

白い花ではなく

一番目立つ色よりも少し淡い色の花を

足してあげたほうが効果的です。

逆に

ビビッドな色を選んだつもりなのに、

花を合わせてみたら、

各々の花の色は

キッパリハッキリなのに、

なんか印象が似通っちゃうな~なんで?

ということもあったりしません?

そういう時は

白い花をちょっと足してみると

お互いの色が綺麗に見えてくること多いのよ。

 

面白いね~。花の色合わせって。

色々な組み合わせを楽しんで

お好きな色をみつけてみてくださいね~。

 

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