ここ数日、暑さは和らいでいましたが、今日はそれを取り返そうとしている
かの様に、暑かったですね・・・
移動中に読んでいた石原慎太郎さんの新書、「真の指導者とは」に、
河井継之助の 「人の志は塩のように溶けやすい」
と言う言葉を見つけました。
この表現自体は、司馬遼太郎さんの「峠」からの引用です。
「峠」は大分前に読んだ記憶がありますが、その際にもその表現が気に
なったのかどうか・・・
自分は、本を読んだ際に気になった考え方や表現に、付箋をするように
しています。(マーカーは本を汚してしまう様で・・・余り出来ません。)
ところが、これも「塩のように溶けやすく」、片っ端から忘れて行きます・・・
本の読み方として、同じ本を何回も読まれる方がいますが、自分はそれ
が余り出来ず、たまに付箋部分だけを覗いていたりします。
ところが〝何故その部分に付箋をしているのか〟自分でも理解出来ない
ことが結構あります。その時の置かれた状況、年齢、経験などによって、
心への感じ方が違うからであることは、容易に想像出来ます。
つまり、同じ言葉に付箋をしていても、付箋を付けた理由自体が異なる
場合もあると言うことです。
「人の志は塩のように溶けやすい」
もし、この言葉にかつて付箋をしていたとしたら、今日付箋を付けた
理由、感じ方とは違っていただろうと思いながら、付箋を付けました。
若い頃であれば、自身を勇気付ける言葉として捉えていたはずです。
今も同様な気持ちはもちろんありますが、そこには寂寥感のようなもの
が混じっている様な気がするのです。
ダンボールの中から「峠」を探してみます。
「峠」を読んだ時の自分も、感じることが出来る様に思います。
(こんな形の本との関わり方なので、今の所、電子書籍には全く魅力を
感じていません・・・リサイクルにも出せませんから、溜まる一方です。)
ではでは、