私の中・高時代、担任の先生の評価は、どの先生も、
真面目、真面目すぎるといったものでした。
昔から、他人から冗談を言われても、本気で受け取ってしまうような性格でした。
そして、うつ病になったからこそ感じた、あの時もうつ病だったんではないかという
出来事があったのです。
それは、大学時代のことでした。
某ファーストフード店でバイトをしていました。
ある夏休みのこと、夏休みに入る前に、他のバイトの人が辞めていきました。
私は、厨房を担当していたのですが、夏休みの時点で厨房は4人しかいませんでした。
しかも、一人はパートの主婦で、夏休みなのでお休み、もう一人は高校生。
ということで、大学生は私を含めて二人しかいませんでした。
厨房は、シフトインした時間は、基本一人での仕事でした。
お店の営業時間は10時から22時。前後一時間はオープン・クローズの仕事があるので、
仕事時間は9時~23時でした。
高校生は21時以降はシフトを入れられない。
この状況で3人で仕事を回すので、
一日3人で仕事をする場合、9時~14時・14時~18時・18時~23時が基本形。
2人の場合は、9時~16時・16時~23時となりました。
私の場合、大学のサークルにも所属していて、その活動もしっかりとしていたので、
夏休みは、ギシギシの予定が詰まった状態となっていたのでした。
ある日、14時からのシフトインの日にシフトイン前に家族でランチに行くことがあったのですが、
その時、あまりにも疲れ切っていたので、意識はしていなかったのですが、母親から
「あまりにも無表情だけど、どうしたの?」
って言われました。
当時は、うつ病の知識は皆無。
というか、うつ病は、気持ちの問題。自分がうつ病になるわけがない。
そう思っていたので、ただ疲れすぎていると思っていました。
今、思うと、これが自分の中で、最初にうつ病と向き合った瞬間だったのだと思います。