【多様化した価値観・ライフスタイルに対応する為の仕事の教え方とは】 | 20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

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【多様化した価値観・ライフスタイルに対応する為の仕事の教え方とは】

 

以前、書いたブログから。

 

”「ホンダを作ったもう一人の創業者」(著者:大河滋氏)の本の中に書かれているが、藤沢氏は布を織る時の縦糸を経営の「経」に当てはめ、横糸を「営」当てはめている。

 

この基となっているのは、孔子と弟子の問答で。

 

弟子が孔子に「経営とは何か?」と問うと「経は、織物で言えば縦糸。営は横糸。」と答えたと言う。

 

縦糸がしっかりしている事で、横糸が初めて紡げる。

 

経営も、企業の理念・方向性がしっかりと示されている事で初めて、行動の方向性が決まり、いろいろな事に挑戦する事が出来るのではないかと思う。”

 

この文章から縦糸とは、会社で決められた規則・ルール・規範・理念であり、譲る事が出来ない事。

そして、横糸は、相手に性格・価値観・ライフタイル・長所・短所。

 

ゆえに経糸の部分は動かすことは出来ないが、横糸は相手に合わせて柔軟に動かすことが出来る。

 

柔軟に動かすことが出来るがゆえに、教える側の器量・力量が問われる。

 

そこが、今の時代の仕事の教え方を難しくしているポイントの1つでもあると思う。

 

http://akutsj.com/%E4%BA%BA%E9%96%93%E5%B0%8A%E9%87%8D%EF%BC%86%E7%B8%A6%E7%B3%B8%E3%83%BB%E6%A8%AA%E7%B3%B8/