責任者・リーダー・リーダーシップ | 20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

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20年以上の倉庫でフォークリフトを使っての仕事経験を活かした現場で培ってきた仕事術をお伝えします。

原口一博衆議院議員のフェイスブックのウォールに責任者について書かれていた。
そのコメントを読んでいくと、責任者=リーダーと解釈をしている人もいたが、自分は、まったく違うものと考えているので、少し違和感を感じた。
そして、リーダー=リーダーシップという考え方も自分は違うと思っている。

管総理のお盆までに被災された方の仮設住宅への入居を完了させる発言は、いろいろと批判の火種になっているが見方を変えれば、仮設住宅に関しては大きな目標を提示した事になるのではないかと思う。
もちろん、実現できるかどうかは別問題だが。

ただ、無難な目標を言うのではなく、こういった大きな目標を掲げた方がいい事もあるのではないかと思う。
特に今回のように時間をかけるべきではない事項に関しては、無理だろうがなんだろうが、必ずやり遂げるという熱意と実行力が必要不可欠。

本田宗一郎氏は、静岡の片田舎の町工場の時から、世界一になることを言い続けていた。
もし、日本一を目指していたら、今のホンダはあっただろうか?

もちろん、宗一郎氏には、素晴らしい才能とそれを最大限活かす為の努力を惜しみなくおこない、最良の経営のパートナーの藤澤武夫氏に出会ったからこそ、今のホンダが存在しているのだが。

小さい目標は、それなりの成果しか得られない。
大きな成果を得たいなら、大きな目標を掲げる必要があるはず。


話を戻して、今回の場合は、管総理は、あくまでも責任者に徹し、リーダーは他の人に任せ、その人に全権を委ね、さまざまな規制を無視して工程表を作成してもらい、完成した工程表の妨げになる規制は、総理の権限ですべて撤廃する事をすればいいのではないかと思ったりする。


もちろん、期限までに出来なければ責任者としての総理は責任を取る事になるが、リーダーには責任を負わせるべきではないと思う。

リーダーに責任がないかと言えば、無論、ないとは言い切れないが、いちいち、リーダーにすべての責任を負わせていては、萎縮してリーダーとして育たない。

リーダーは育てるものゆえ、PDCAサイクルをしっかりと回させることが重要ではないかと思う。


責任者は、会社で言えば経営者や社長であって、リーダーを育てて、組織を強化して、会社を安定させて、成長させる責任がある。

だからこそ、リーダーには、すべての責任をかぶせるわけにはいかない。


リーダーを育てることが、さらなるリーダーを育てることに繋がる。

その連鎖を途切れさせないことも責任者の務めであって、自らの成長にも繋がるのではないかと思う。



そして、リーダーは育てることが出来るが、リーダーシップは、自ら育てるもの。


リーダーシップは、他人から学ぶものではなく、自ら感じ、考え、判断し、行動するというサイクルを回し続けることによって、初めて育ち始めるのではないかと思う。


リーダーシップとは、自分自身に対して影響力があり、リーダーとは他者に対して影響力があるものともいえるのではないかと思う。



これからは、リーダーシップを育て続けなくてはならない時代ではないかと思う。

そして、自分自身を高め続ける意識を持つ必要があり、その意識を持つことで、同じような意識を持った人を引き付け、お互いを高めあい、相乗効果が生まれ、無限の可能性を引き出すのではないかと思う。