カンブリア宮殿「
物流大混乱に立ち向かえ!~ニッポン復活のカギは企業にあり~」
を見て。
番組は、今回の震災による物流の混乱についての内容。
自分は、長年、物流の現場で働いて感じているのは、もっともっと日本の物流には底力があるはずと思っている。
番組内では、ヤマト運輸とイオンに関しての物流が紹介されているが、トヨタグループが、本気を出して物流支援をすれば、もっと大規模に的確な情報管理と物資確保・配送が出来たはず。
自衛隊も現場の行政を行っている人達も、物流に関してはまったくの素人なので、物流が混乱するのは当然。
番組にでも紹介されていた、物資の管理に関しては、物流に携わっている人であれば、当然の管理方法だと思っている人も多いのではないかと思う。
番組内で、「物流」が完全にストップしていた気仙沼市で、ヤマト運輸の現場のドライバーで支援物資の配送を請け負うことを決め、独自に動きだした事に対して、クロネコ運輸の木川社長は、
「本来であれば、本社の許しを得ずに会社の車を使って、指示されていない事をやるわけですから、これ、相当勇気がいったはずなんですよね。
でも、そうやらざるを得ないような心情をもっている社員がいっぱいいて、いろんなところで活動が始まったんですよ。
これは、もう、正直涙が出そうなぐらい嬉しかったですね。」
と語っている。
これを聞いた時、自分としては当然の行動であり、自分でも、躊躇なく会社の車を使っているだろう。
むしろ、こういった独自の判断で行動出来る人材が現場にいる事自体、会社にとっては人財ではないかと思う。
もちろん、なにもない時に会社の車を使うべきではないが、今回の状況下を考えれば、物流業界で働く経営者であれば、積極的に動くべきだと思う。
もし、今回の状況下で、会社の車を許可なく使用した事に対して、処分をされたのであれば、その経営者は、企業がどのように成り立ち、生かされているかすら気がつかないそこまでも器なのだろう。
また、
「実は、思いきった寄付活動をしようということで、宅急便1個について10円。
去年と同じ個数を扱ったとしたら130億円を超えるぐらいの金額になりますよ。
一企業として、やはり、そういうものにね、出せる限界ギリギリだと思うですよ。
我々の年間の利益の、営業利益の2割、純利益で言うと4割という金額ですか。
でも、そういう事をおりこんでも、やっぱり、我々は、それぐらいのことはやわないといかんだろうと。
民間企業が立ち上がるべきだと。
そういう議論をする一石が投じられればいいなと、おもいますよね。」
とも語っている。
自分は楽天ブックスで本とかを買っているが、その際、ヤマトで送られてくるので、自然と寄付をしている事になる。
この寄付の方法は、もっと広がればいいと思う。
企業であるからには、利益を出し、従業員の生活を守り、会社を維持し、成長させなくてはならない。
今回の震災への援助は、かなりの長期になる。
だからこそ、持久走のように走り、無理は禁物。
今後は、もっと違った形で、被災地と民間企業の協働が増えてくると思う。