第三回、事業仕分けでジョブカード制度が廃止になったニュースを見ていて、確かに今の使用方法では廃止もやむなしだと思う。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00186871.html
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/syuukatsu/snews/20101028-OYT8T00379.htm
仕分け人の枝野幸男議員の言うとおり、ジョブカードを使う事による何かしらの就職に有利なモノを構築しないと、普通の履歴書とないも変わらない。
長期的な視野で考えた場合、ジョブカードというモノが必要になってくるかもしれないが、今の時点でのジョブカードの内容では、何も意味をなさないのではないかと思う。
今までやってきた仕事の内容や資格などを書いたところで、普通の履歴書と何ら変わりがない。
省庁の説明者が言うように、キャリアコンサルティングにより自分の強みに気が付いたとことで、そう簡単に仕事に繋がるとは考えずらく、また、企業側が積極的に雇うとは考えずらい。
そうなった場合、どのような対処をするのだろうか。
一番簡単のが、自分で事業を興す事なのだろうが、そう簡単に興せるモノではない。
そして、一番問題なのが、フリーターや派遣社員などの場合、単純作業をメインにやってきた人が多いのではないかと思う。
そういった人を雇うと言う事は、人材教育をするという事になる。
しっかりと教育出来るほどの体力がある企業がどれほどあるだろうか。
教育をするという事は、教育する側も勉強になるので、プラスの面もあるが職場によっては、かなりの負担になる事もあるのではないかと思う。
特に技術系は、1~2年は辛抱強く教え込まなくては、会社の利益に結びつかないのではないかと思う。
そして、ジョブカードには、コミュニケーション能力について書く項目がない。
資格や職歴などより、企業側は、どんな考えを持っていて、どんな判断をして、今に至るかなど、その人の歩んできた人生を知りたいのではないかと思う。
”企業は人なり”と言うように、人に重点を置くようになってきた今の時代に、資格や職歴などそれほど重要視されないのではないかと思う。
普通の履歴書と変わり映えのしないジョブカードに対して、藤澤 武夫氏が昭和35年に実施した「私の記録」。
これは、”その日に行った仕事は、こういう考えでやった”とか、”ちょっとした思いつきで、改善に役に立った”とか、その人の仕事の経歴や実績ではなく、その人の考え方や行動を日記形式で書く。
それを、異動先に持っていく事で、その人が、どんな考えで、どんな事をやってきたかすぐ分かる。
テレビで似たような事をやっている企業を見た事があるが、その企業は、職場の先輩と仕事に関しての交換日記のような事をやっていた。
昭和の中期に、人に焦点を当てた対策を考えついている人物がいるにも関わらず、国は、今だに資格だの職歴などとお役所仕事をやっていていいのだろうか。