ザ・プラクティス シーズン2”第4話「闇に抱かれて」”を見て | 20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

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20年以上の倉庫でフォークリフトを使っての仕事経験を活かした現場で培ってきた仕事術をお伝えします。

ザ・プラクティス シーズン2  第4話「闇に抱かれて」 を見て。


この回のテーマは、


一つは、いかに綺麗に身を引くか。


そして、もう一つが、自分は何を信じて仕事をするか。


の二つではないかと思う。


この回は、二つのストーリーが並行して進んでいる。


一つが、伝説的な弁護士が1年前に起こした脳卒中の為に、記憶を司る脳の部分が損傷し、一時的にその場で行っている記憶を無くしてしまう。


その為、法廷内で被告人の名前を忘れたり、最終弁論の内容を忘れたりと、本来なら法廷に立つ事は、困難のはずなのに、それまでの経験で場を繋ぎ、しのいできた。


それ以上に、法廷内で忘れてはならない大切な事を忘れる、そんな自分を認める事が出来ないプライドが法廷に立たせている。


こういったのを見ると、本田宗一郎氏が空冷式エンジンにこだわり、他研究員と確執を生みだした事をふと思いだす。


誰しも老いるし、不慮の事故で障害を持ってしまう事もあるだろう。

そうした場合、いかに自分を客観的に見て、どうするべきか考えなくてはならない時がくるはず。


自分の事を冷静に客観的に見るのは、難しいだろうし、自分は、まだやれる、大丈夫と思いこんで、自信を持つ場合も必要だろう。

だからこそ、信頼が出来、厳しい宣告をしてくれるパートナーが必要なのではないかと思う。


本田宗一郎氏には、藤澤武夫氏が。

このドラマの場合、弁護士の妻が、その役割を担っている。



もう一つが、過去の法廷で無罪放免にした男が人質を取り立てこもったあげく、違う殺人まで行っていた被告人を弁護した弁護士の苦悩。


被告人を弁護する以上、最大限の弁護をして、刑を軽くするのが仕事だが、自分が無罪放免にした事により、死ななくてもよかった人が死んでしまう。

被告人の人権を守る為にした事が、他の関係ない人をしなせてしまう、これほど、やるせない事はないだろう。


自分は、誰の為に、何の為に、仕事をしているのか。

こういう葛藤は、誰もが感じた事があるのではないかと思う。

特に多くの人を巻き込む場合、多かれ少なかれ誰かには迷惑をかけている可能性がある。


その事を分かっているかどうかで、周りの人達への接し方も変わってくるだろうし、周りの人達の評価も変わってくるのではないかと思う。