今、読んでいる「V字回復の経営」を読んでいる。
その本の中に。
゛若手が事業戦略にかかわる問題を提議しても、上司は「まず自分で手のつけられるところから始めよう」とか、「君自身がしっかり努力する事が先じゃないか」と説教するわけです。
部下を指導する言葉としては、まぁ、それでもいいわけですよ。
しかし、そこに上司の逃げがあると私は思います。
症状42
経営レベルで抜本的に構造を変えなければ直しようがないものを、個人や狭い職場の改善に話をすり替える人が多い。”(本文から抜粋)
と言う文章がある。
この文章を読んだ時に、自分も似たような事を言われた事がある。
昔、働いていた会社で、トヨタの真似をして、改善案を出す事が決められていた。
どのような改善案を出したかは忘れたが、その時の上司に”どうして、他の人を動かす事考えて、自分が出来る事を書かないのか?”と言われた事があった。
昨日は、久しぶりに以前働いていた会社の人と会って来た。
その人の話だと、自分が辞めた後に、仕事の量が減ったにも関わらず、人を三人増やしたとの事。
しかも、残業時間も増えているとの事。
自分が抜けた穴を埋めるために、自分の分を含めなくて、二人も人数を増やすのは、どう考えてもおかしい。
明らかに現場の事を上司が認識していなかった証拠。
よく”見ている人は見ている”と言うが、そう言った人がいなければ、いくら頑張っても報われないどころか、潰されるだけ。
自分の事を過大評価するつもりはないが、自分が辞めた事で、やっと現場の状態を認識した結果ではないかと思う。
最初の提案の話に戻るが、上司が現場の状況を把握していないと、適切な指示やアドバイスは出来ない。
だから、一人の出来る仕事量を超えているにも関わらず、自分で出来る事を書けなどと言う言葉が出てくる。
話しに聞くと、自分が辞めた後に入った人とその上司とは、いろいろと仕事の事で衝突しているらしい。
現場の状況を見ていない上司だからこその指示がどうしても受け入れられないらしい。
そんな上司と部下の関係らしいので、その上司は、今は事務仕事をしているらしい。
自分は、聞く事は聞いて、あとは右から左へ聞き流して、自分で仕事の流れを作って気にはしなかったが、今度の人はそれが出来ないらしい。
現場を見ていない上司の指示を真に受けては、仕事が進まないだけでなく、混乱をする。
これは、上司が悪いと言うよりも、その上司に仕事内容が合っていないだけなのだと思う。
だが、問題は、仕事量が減っているにも関わらず、人数が増えて人件費が増し、残業時間も増えている。
これを会社側が見過ごすわけがない。
この先、なんらかのアクションを起こしてくるだろうと思うが、その会社にいない自分には関係ないこと。
そして、今の職場のリーダーも、リーダーシップに欠けるところがある。
以前、フォークリフトと歩行者の動線が交わらないように、新しい動線を提案したが、まったく、音沙汰がない。
また、倉庫内のはめ殺しの窓を開閉式に変えたが、窓の一部にネジが付いていなかったので、そこの事を言ったが、課長に言っておくと言ったきり、何も言ってこない。
どちらも、些細な事だが、言った側からしてみれば、なにかリアクションが欲しい。
今まで、同じような事ばかり経験しているから、気にはしないが、提案や気が付いた事を言う気力を奪う。
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