ブートキャンプと言っても、某ダイエットプログラムではない。
「即戦力の磨き方」著者:大前研一氏の本の中に書かれていたアメリカの研修プログラムである。
二週間のプログラムで、最初の一週間では、今までの知識ややり方をすべて喋らせ、その全てをことごとく否定し、自分の今まで知識・経験は、何だったのかと言う惨めな気持ちにさせる。
そして、次の一週間では、今後、必要な知識や考え方を教える。
なぜ、最初の一週間で自己否定したかと言うと、今まで持っていた知識ややり方は、自ら創り出した固定概念であり、判断基準・価値基準のようになっており、新しい知識・やり方を得るのには、障害になる可能性が大きいからである。
特に上のレベルにステップアップする為には、必要だと思う。
同じレベルの人達と過ごすのは、心地よく安心する。
反面、新たに得るモノはないと思う。
その事を考えると、自らを全否定される事で、自分を見つめ直し、新しい発見も出来る。
問題は、全否定される事に耐えて、さらに学ぶ気持ちになるかと言う事だと思う。
目的意識があり、向上心が高くないと、全否定された時点で、這い上がってこれない人が出てくるのはないかと思ったりする。
ただ、今後の日本の方向性を考えると、今までの考え方では、世界から取りこのされるのではないかと思う。
日本は、島国であり、一般の人たちは、世界の動向も他人事、自分の国には関係ないと思ったり、どこへ行っても日本語(方言は別として)だけしか話さない。
今の時代、法規制の問題があるにせよ、日本ほどの経済大国なら、外資系の会社がもっと参入してもいいと思う。
参入してこない原因の一つに言語の問題があると思ったりする。
世界的に見れば、英語は公用語になりつつあるのに、日本にいれば、日本語だけで十分と考えている人達がほとんどなので、英語が浸透しない。
国内需要に頼って、事業を拡大するのならば、語学力も必要ないかもしれない。
ただ、この先、少子化に伴い、労働人口が減少した場合、労働人口を得るために、海外から受け入れる事になった場合、コミュニケーションは、どのように取るのかが問題になると思う。
単純作業の指示は、ジェスチャーを交えて日本語でもいいかもしれないが、同じ職場で働くとなると、仕事以外のコミュニケーションも必要になってくる。
そうしなくては、相手にもストレスが溜まり、不満も溜まるだろう。
大手企業などは、もともと海外と仕事をしている関係で、語学力は大丈夫だろうが、本当に人手不足が心配される中小企業では、語学力はどうだろう?
もし、この先、道州制度が導入された場合、産業がない地方が生き残り、活力を生みだす為には、需要が限られた国内だけに目を向けるのではなく、世界に目を向けた方が活路が開けるのではないかと思う。
その為にも、最低限英語は話せる様にしないと、交渉相手に失礼になると思う。
と、素人の自分は考えて見ました。
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