湾岸ミッドナイト第37巻より。
「いつも受け身で周りの気持ちを大事にしている。だが、それはある意味ズルイ奴だ。受け身とは、自分から余計な事はしないと言う事だ。」
「受け身の人は、いつも相手の動きを見て、自分が動く(リアクション)。無駄に動く事は嫌だし、失敗も嫌だ。」
「控え目な生き方はいい、だが、受け身は駄目だ。自分から、まず前に一歩前に踏み出さなければ、何も始まらない。」
受け身の生き方ほど、楽な生き方はない。
だが、自ら行動(アクション)を起こさないゆえに成長はない。
控え目な生き方も、一つの生き方だろう。
ただ、一歩づつ前に踏み出す生き方でなければならない。
「上手くいかない状態・・・・、実はその裏に「新しい流れ」がある事に気付いていない。」
「人生には、ある日突然に加速がつくように変わる時がある。階段をいっきに上がるように視野が広がり見えなかった事が見える時だ。」
「だが、その時に動けない人が沢山いる。停滞した流れの時に自分を作っていなかったからだ。人の動きを見て動く、受け身の考え方、リアクションの生き方をする人にそれは多い。」
「悪い流れ、乗れない流れのその裏に必ず新しい流れがある。それを意識し、それを考え、そして信じて、次の流れにそなえ、爪を磨いでいるかだ。」
”爪を研ぐ”と言う言葉で思い浮かぶ書籍は”七つの習慣”。
誰にでも、人生の中で必ず自らの考え方や人生観を変える出来事がある。
その時にいかに対応するか、対応で出来る準備が整っているかが問題である。
その為にも、常に自らの爪(スキル)を磨いていなければならない。
「何かをやろうとした時、「やらなくては出来ない」が大事なんだ。でも、人は、知恵がつくと「出来るからやる」となるらしい。それは、結局「出来ない事はやらない」だ。それは、その先は引き出せない。」
出来ない事をやる事により、実績と経験を得る事で自らを成長させる事が出来る。
それにより、一歩先のモノが引き出せる事になる。
「経験のノウハウ、それらをベースに長い時間をかけ起こした”1”と、そこを見て”2”にして”3”にする。それは、全然、別モノ。まるっきり次元の違う話になる。」
「”0”から”1”と”1”から”2”は全然違う。それが平凡で、当り前の事でも、自分で見つけた”1”は特別の”1”なんだ。」
「例えば、人の話をなぞれば同じように話せるだろう。適当になぞり、それらしく合わせれば人生はわりと面倒くさくなく流れてゆく。だが、なぞるような人の言葉じゃ、すまない時が必ずくる。その時、自分の”1”を持っている奴は強い。」
与えられた”1”から、”2・3”を作り出したとしても、それは、中身の無い箱を作ったにすぎない。
中身が無いゆえに、根柢の基礎となるものがない為に、”1”を超える新しいモノを創り出す事は出来ない。
自ら創り出した"1"を持っていると言う事は、揺るがない自信と新しいモノを創り出せる可能性を秘めている。
「誰かが何かをやりとげたら、人はその方法を知りたがる。だが、なんで「その方法?」なのか。その意味を訊く奴は少ない。」
方法にはたいした意味はない。
方法の意味にこそ、その先に繋がるモノが秘められている。
「まねる事を難しく言うと模倣と言う。模倣自体は悪くない。とりあえず、まねる事で人は考える。問題はそこから先だ。人の”1”を見てどうするかだ。むつかしくてわからないだろう。今はそれでいい。でも、いつか、それに気づく時が来る。その時、わかるだろう、自分で起こす”1”の大きさに。」
模倣から学ぶモノが多いゆえに、誰しもまねから始める。
問題は、その先である。
誰しも、自らの”1”を持っているものである。
他人の”1”をいかに自分の”1”に創り変えるかが大切である。
自分が学んでいるコーチングも同じ事が言える。
基本的なスキルは学ぶ事は出来るが、誰しも個性が違う為に自らの”1”を創り出させなばならない。
他人の”1”を模倣しても、それは、その人の個性に合った”1”なので、自分に合う事はない。
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