春になってから、南向きの我が家も居間に光が入らなくなり
ましたが、それでもアルバンは僅かな光を求めて、窓の近くで
まどろんでいることが多くなりました。
絶対界という大きな存在の中で、変幻する被造界に生きるわたし
たちは、被造界の法則の頂点に達しようとするものに、何かを
してあげなければと思ってしまいます。
ダフィーは最後の日にも意識があり、ありがとうの言葉を何度も
伝えましたが、言葉は大切なものだけど、単純なものでいい、
そこに居てあげる沈黙は、頂点へ達したものへの集中や、安らぎ
をあたえるもの・・・
それが愛するものへの、礼儀ではないかと思うようになりました。
被造界の中で、わたしたちは消滅していくのですから。
- Requiem æternam dona eis, Domine,
- et lux perpetua luceat eis.