以前、足尾銅山や瀬戸内海の離島を訪れた際に、レンタサイ
クルを借りて、撮影をしていたのですが、自転車は徒歩よりも
行動範囲が広がって、車では行けない狭い路地も廻ることが
出来るので、DAHON社の折りたたみ自転車を購入することに
なりました。
ダフィーが生きていたら、本当に大喜びで、自転車に乗せて
サイクリングが出来たのですが、自転車に乗っていると、今も
ダフィーと一緒に居るような気がして、幸せな気持ちになれ
ます。
昨日は函南ゲートウェイの道の駅から、大仁まで走りました。
仕事や遊びで、何百回と来ている土地ですが、自転車で走る
と全く別世界のように空間が広がり、次から次へと新しい発見
があり、どうして今まで気付かなかったのだろうと、悔やんで
しまうほどです。
車やオートバイでは出来ない、現地の人たちとの挨拶やちょっと
した会話が更に心を解放してくれます。
ダフィーは何処へ連れて行っても、次から次へと変わる光景に
与えられた命を味わうように、目を輝かせて楽しんでいました。
自転車に乗りながら思うことは、自分は自分の命を大事にして
きただろうか?
そしてその命を味わってきただろうか?
ペダルをこぐ度に、移り変わる光景が、何かを暗示しているか
のように感じるのです。