先日、予定していた利多さんとあいさんの樹海での撮影が無事
終了しました。
ダフィーを失って、まだ間もない撮影で、利多さんからも延期を
しても大丈夫ということで、お気遣いをいただいていたのですが
私のような暇なじじぃ相手に、日々お忙しい利多さんやあいさん
がせっかく時間を割いてくださった日程を蹴るのはやはり甘え
過ぎであるので、撮影は予定通り決行いたしました。
それでもダフィーが死んで、2週間といえば、ちょうど落ち着く
のと同時に、その心の隙間に思い出が容赦なく入ってきて、
一番つらい時期でもありました。
撮影前に、3人で和食レストランに行きました。
今日は骸骨も運ばなくてはならなくて、大荷物なのでちゃん
と食べておかなくてはと思い、そういえばお腹も空いたよう
な気がして、出されたお昼を食べようとすると、なんとそこ
には、たまご焼きがあるではないですか。
たまご焼きといえば、ダフィーの大好物でして、そこで一気
に思い出してしまい、なんでたまご焼きなんか出すんだぁ~
って、ほとんどもう病気ですね。
でも、利多さんとあいさんとの撮影時は、そんなことは一切
忘れて、いつもと変わらず撮影をすることが出来て、本当に
お二人には感謝の言葉もないほど、今回はお世話になりま
した。
5月に利多さんと骸骨の撮影を樹海で実施したとき、利多
さんが少女のように骸骨を抱く展開となり、これは当初考え
ていたコンセプトから生まれた副産物のようなものでした。
副産物というと、聞こえはよくないですが、錬金術師が卑金
属から金を生み出そうという作業中に、無意識の世界が
顕現して、心理学においておおきな影響を与えたように、
利多さんから発する少女的なイメージは、お相手のヌード
モデルさんを変えてしまう検討が必要なほどの副産物と
なりました。
そこで、今回あいさんにお世話になることになったので
すが、あいさんは少女のような清楚で瑞々しい肉体を
お持ちの、お若いモデルさんです。
利多さんもあいさんのサンプル写真から、5月の撮影時
の利多さんのお気持ちを、投影するモデルさんとして理想
的であるとのことでした。
そこで今回は、骸骨模型、蛇、利多さん、ヌードモデル
さんという設定からすこし外れて、利多さんとあいさんの
写真を中心に撮影することになりました。
あいさんは、お若くて、とてもきさくで快活な方で、そんな瑞々しさ
が輝くモデルさんでした。
一口に樹海と言っても、全くの多様性があり、体で内面的なもの
を表出するヌードモデルさんも、そのご体型によって、訴求力が
異なってきます。
そこがまた興味深いところでして、何を伝えたいかによって、
モデルさんの個性を生かすことが出来るような心がけをしな
くてはいけないのですが、実際には自分が考えているよりも
大きなものが流れていて、ほとんどの場合、当初考えていた
ことよりも違った発見があります。
それは、あいさんでも例外ではありませんでした。
それでは写真の方はまた後日・・・